お金を増やすための投資とは。そもそもなぜ投資は必要なの?

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最近は、人生100年時代と言われている背景から、投資ブームと言っても良いほど、若い人から年配の方まで、投資について勉強されている方が多い印象を受けます。

社会に出て間もない20代や少し金銭的に余裕が出てくる30代の方の中には、これから投資を勉強しようとしている方もいるでしょう。

投資は、お金の増やし方の一つ。投資とは何か、そしてなぜ投資が必要なのかをここでご紹介したいと思います。

投資とは何か

投資とは、将来の利益を期待して現在持っているお金を投じること

ここで言う将来の利益は、広い意味では、金銭のみならず、自己投資のような金銭に関係ないような利益の意も含みます。

つまり、自分の利益となるものに対してお金を投じる行為は、すべて投資となるのです。

この記事ではお金を増やす方法としての投資について説明していきますね。

投資と投機の違い

これから資産運用を始める方であれば「投資」と「投機」という言葉を聞いたことはあると思います。

「投資」と「投機」という言葉の違いは、明確な線引きがされていない為、いまだ混同されがちですが、一般的に投資とは将来成長の見込める投資先への長期的なお金の投入により利益を期待する行為

一方、機会に投じると書く「投機」とは、字義通り短期的な値上がりのタイミングを狙い、資金を投じるもので、保有期間が短い・リスクが高いことからギャンブル的要素が強いと言われています。

資産運用を行うにあたって、短期的な利益を狙って投機するよりも。長期間安定的な配当や持続的な値上がりによる利益が期待できる投資をおこなうことが重要です。

投資と貯蓄の違い

なぜ投資をしなくてはならないのか。それは、投資と貯蓄の違いを知ると、更に理解できるでしょう。

投資では、将来的な利益を得られることを期待してお金を投じるもの。つまり、投資は、利益を得られる可能性がある「お金の増やし方」の1つなのです。

一方、貯蓄は、将来使うお金を確保するための行為であり、今現在ある「お金の増やし方」ではないのです。

このことから、お金を増やしたいと考えるなら、貯蓄よりも投資を重視することが重要になってきます。

なぜ投資をしなくてはいけないのか

これだけ、投資、投資と叫ぶ人が多い現代、投資に何かしらの必要性と需要があるから叫ばれているに違いありません。

投資するとお金が増えるスピードが早くなる

昨今は超低金利時代といわれていることもあり、預貯金をしているだけではほとんどお金が増えることはありません。

定期預金の金利は0.002%程度なので1,000万円を預けても1年で20円ほどの利息しかつかないのです。

一方、預金以外の金融商品に積極的に投資すれば、より多くの利子を得られます。

たとえば利回り3%の商品に1,000万円を投資した場合、1年で30万円、10年で300万円程度お金が増えます。

毎月コツコツと積み立てをする場合も、利回りの良い金融商品に投資した方が効率よくお金が増えるため、貯蓄の目標額を早く達成できるでしょう。

大切な資産を守ることにもつながる

投資は、資産の価値を守ることにもつながります。というのも、預金をしているだけでは、インフレによって資産が目減りする可能性があるからです。

たとえば1,000万円を預金している場合、利息はほとんどつかないため、10年・20年たっても額面の金額はほぼ変わりません。

しかし、その間インフレが進み物価が上昇すると、同じ1,000万円を出しても、購入できる物やサービスの量は少なくなります。

つまり、実質的に資産が目減りしてしまうことになるのです。

50年前の100万円と、現在の100万円の価値は大きく異なります。実際に、約50年前の大卒初任給が10万円前後だったことを知れば、イメージが湧きやすいでしょう。

投資によって資産を徐々に増やしていければ、インフレが進んだとしても、資産価値の減少を最小限に食い止められます

投資の種類

投資の種類は、実に沢山あります。株式投資、不動産投資、FX、外国為替、確定拠出年金(iDeCo)など…。種類は多岐にわたります。

また、投資の種類によって長期投資短期投資など、長い目で見て利益を得る事を期待するか、短期的な利益を見込むか、など、それぞれに特徴があります。

投資を始めるなら、自分がどのようにして利益を得たいのか、または、どのような投資が自分に向いているのかを見極めて投資を始める必要があります。

資産運用の種類についてはこちらの記事で紹介しています。

投資のリスクって?

ここまで、「お金の増やし方」として投資をご紹介してきましたが、投資にはリスクがあることは必ず知っておく必要があります

投資とは、投資先の成長を見込み、将来的な利益を期待してお金を投じる行為ですが、その利益はあくまで「見込み」であることを知りましょう。

投資先が成長し、利益を得た場合は、それはリターンとして自分に還元されます。しかし、投資先が順調な成長を見せなかった場合、自分が投じたお金は、増えるどころか減ってしまう可能性があり、たちまち投資は「お金の増やし方」ではなく「お金の減らし方」に変貌を遂げてしまいます

これが、投資のリスクです。投資が成功し、リターンを得られるかどうかは、自分に合った投資方法を選べるかどうかにかかっています。

投資は、やり方次第によって、正の財産(リターン)になる場合も、負の遺産(リスク)になる場合もあるということを知ることが、投資を「お金の増やし方」に出来るキーポイントです。

投資は、その本質を知り、そのリスクをしり、上手く「お金の増やし方」として活用していきましょう。

投資のリスクについては簡潔にまとめましたが、詳しくはこちらの記事でお話しします。

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