一人暮らしの効果的な節約方法とは?生活費削減のコツを解説

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すべて自分の好きなようにできる、一人暮らし。楽しい反面「気が付いたらお金を使いすぎていた・・・」なんていうことも。

また、はじめての一人暮らしで「お給料の範囲内で暮らすことのむずかしさを感じている」という人も多いことでしょう。

この記事では、一人暮らしで効果的に節約するコツを解説していきます。ポイントを押さえて実行すれば、節約しつつ使うときは使いながら、貯金も増やしていくことができます。是非参考にしてみて下さい。

一人暮らしの節約には「食費と固定費の見直し」が効果的

固定費の見直しは節約効果が大きい

一人暮らしの節約を成功させるコツは「食費」「光熱費」「家賃」「通信費」を見直すことです。

毎日必要になる食費と、毎月決まった金額が出ていく「固定費」を見直すことで、ぐっと出費を減らすことができます。

実際、一人暮らしをしながら貯金をすることは現実的ですか?収入にもよると思いますが、
20代後半で、毎月5万円…は、非現実的なのでしょうか?

現実的といえます。もちろん、収入や住んでいる地域、個人によりけりですが、
例えば手取り収入20万円以上、ボーナスの手取りが12万円以上あれば、月5万円の貯金は現実的かつ可能なものになります。

一人暮らしの理想的な貯蓄割合は、具体的にどのくらいを考えていれば良いのでしょうか。

考え方として、一人暮らしの理想的な貯蓄割合は、手取り収入の20%程度です。
具体的に例を挙げると、毎月4万円の貯金に加えて、月1万円をボーナスから捻出します。

家賃と食費で収入の50%と考え、保険代、水光熱費、通信費で15%。その他交通費、衣料、美容院、娯楽で15%。ここまでの支出合計が80%なので、貯蓄割合の20%もクリアしている計算になります。

もちろん手取りが少なくなれば、一人暮らしで毎月5万円の貯金は非現実的なものになります。

2019年単身世帯の項目別消費支出を見ても、消費支出に占めるこれらの項目の割合がとても高く、削減効果が見込めることがわかります。

 月平均(円)構成比(%)
消費支出163,781100.0 
食料44,26327.0 
住居20,85412.7 
光熱・水道11,6527.1 
家具・家事用品5,4433.3 
被服及び履物5,9853.7 
保健医療7,7124.7 
交通・通信21,06812.9 
教育200.0 
教養娯楽19,42611.9 
その他の消費支出27,35916.7 
2019年単身世帯の項目別消費支出

出典:総務省家計調査報告

節約をするうえで固定費の見直しは絶対だと思いますが、その次のステップとしては何を意識すればよいでしょうか。

固定費見直しの次のステップとしては、換金性の高いものに着目していきましょう。ポイントの活用などがわかりやすい例だと思います。

現金払いではなく、極力クレジットカードで支払いをしポイント還元を狙っていくのがおすすめです。

貯めたポイントは現金キャッシュバックや日用品、ギフト券、楽天ポイントやTポイントなどに変えることができます。

ポイントの活用は生活にも大きく関わってきますよね。他に、どのようなことに着目すればよいでしょうか。

税金の還付金も、ぜひ着目してもらいたいです。
例えば、医療費控除、セルフメディケーション税制、ふるさと納税、生命保険料控除、地震保険料控除、扶養控除など会社員でも可能な控除を利用し、還付金を増やしましょう。

今すぐ実践できる!一人暮らしの節約のコツ

ストレスなく節約できる方法があれば、ぜひ教えていただきたいです。

しっかりとメリハリをつけることです。
節約ばかり意識しながら生活すると、どこかで疲れがきてしまいます。

何のために節約しているのか?をいま一度考えましょう。
自分が本当にやりたいことや満足できることへの出費は惜しまないこと。
無駄なところは節約する、使うところは使う。メリハリをつけた節約ライフが最もストレスなく節約できます。

一人暮らしの食費を節約するコツ

工夫次第で大幅に削減できるのが、食費です。

しかし、勉強や仕事、家事などをこなしながら3食自炊するのは大変なもの。

食費は、完璧に削減しようとして挫折してしまいがちな項目でもあります。

無理なく実践できるやり方で、節約の習慣をつけていきましょう。

  • お米をまとめて炊いて、一食分ずつ冷凍しておく
  • 朝カフェをやめて、すぐに食べられるジュースやパンを常備しておく
  • バナナなど、そのまま食べられる食材を活用する

一人暮らしで食費を節約するコツは、100%自炊にしようとしないことです。

自炊をしても食材を買い込んで余らせては意味がありませんし、今は、外食やお惣菜の中にも安価なものがたくさんあります。

「お惣菜を買ってお米は炊く」「疲れているときは外食もOKにする」など、続けられるリズムを見つけることが大切です。

一人暮らしの光熱費を見直すコツ

電気とガスの自由化により、各社から様々な料金プランが出ています。

日々の節約も大切ですが、今よりもお得なプランに契約変更すれば、大幅な節約効果が得られるかもしれません。

また、古い電化製品は消費電力が大きいです。

省エネ型の電化製品に買い換えれば、電気代を大幅に減らすことができます。

家電を買い換えようか検討している人は、電気代も気にしながら選んでみて下さい。

水道代を節約するには、節水シャワーヘッドの導入がおすすめです。

家電量販店やバラエティショップでも購入できます。手元で水の調整ができる止水ボタン付きのタイプがおすすめです。

一人暮らしの家賃を見直すコツ

一般的に、家賃の目安は収入の3割程度が基準といわれています。

しかし、しっかり貯金がしたいのであれば、もう少し安く、収入の20~30%に収めた方が良いでしょう。

家賃9万円の物件に住むのと家賃7万円の物件に住むのでは、年間支出で24万円もの差が出てきます。

毎月決まった額が出ていく項目なので、引っ越しの段階でしっかり支出計画を決めておくことが大切です。

「毎月これくらい貯金したい」という具体的な目標が決まっている人にとっては、家賃を押さえるだけで貯金がぐっと楽になり、他の部分で自由にお金を使えるようになります。

一人暮らしの通信費を節約するコツ

本格的に節約をしたいのであれば、格安SIMへの乗り換えを検討しましょう。

月に数千円、年間数万円の節約になります。

最初に契約した通信会社を利用し続けている人も多いかもしれませんが、現在は通信会社の競争が激しくなっており、驚くほど安いプランが出ていたりします。

キャッシュバックキャンペーンや、自宅のネット回線とセット契約で格安になるプランなど、様々な方法があるので、調べてみて下さい。

ただし、通信会社の乗り換えには、通信速度の低下や、これまで使っていたキャリアメールのアドレスが使えなくなるといったデメリットも考えられます。

慎重に検討しましょう。

これからお金を貯めるうえで、おすすめの方法があれば教えてください。

まず家計簿を作り、資金を見えるようにしておきましょう。
そこから毎月の生活費の見直しを行い、貯める金額を設定していくことが理想です。

貯める金額の設定をしたあとは、何をすべきでしょうか?

設定ができたら、収入から貯蓄額を先に引いて、残った金額で生活をしてみてください。
加えて、毎月の貯金は給与口座とは別の口座に振り分けておくようにし、強制力を持たせるとなお良いでしょう。

メリハリのあるお金の使い方で上手に節約しよう!

いかがでしたでしょうか?
この記事では、一人暮らしの節約を成功させるコツを解説してきました。

節約を成功させるためには、メリハリのあるお金の使い方をすることが大切です。

「毎日節約、また節約・・・」では、何のため生きているのかわからなくなりイヤになってしまいますよね。

たまには外食をしたり、趣味や娯楽に使う費用を確保しておくなど、メリハリをつけて節約を楽しみましょう。

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