小銭の両替はどこでする?手数料や方法について解説!

小銭の両替はどこでできる?

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小銭貯金などで小銭がたくさん溜まっている場合、「両替したいけれど、どこでできるのか分からない」「無料で両替ができるのか知りたい」とお考えの方もいるでしょう。

今回は、小銭の両替ができる場所や手数料について解説します。

手数料をなるべく抑えて両替できるよう、本記事を事前のリサーチにお役立てください。

小銭をお札に両替する方法は3通り!手数料も詳しく解説

小銭は次の3つの方法で両替できます。

  • 郵便局(ゆうちょ)の窓口・両替機で小銭を両替する
  • 銀行の窓口・両替機で小銭を両替する
  • 郵便局(ゆうちょ)・銀行の窓口やATMで自分の口座に小銭を入金して引き出す

小銭の両替は、両替をする場所、枚数、方法によって手数料が異なります。

また郵便局(ゆうちょ)や銀行では、口座の有無で手数料の金額が変わることもあるため留意しておきましょう。

郵便局(ゆうちょ)の窓口・両替機で小銭を両替する

郵便局(ゆうちょ)では、2022年1月17日より硬貨手数料が導入され、小銭の両替に手数料が発生する形となりました。

郵便局(ゆうちょ)の窓口で小銭を両替する際の手数料は次の通りです。

硬貨枚数 手数料(硬貨取扱料金)
1枚~50枚 無料
51枚~100枚 550円
101枚~500枚 825円
501枚~1,000枚 1,100円
1,001枚~

1,650円
以降500枚ごとに550円を加算

50枚までは無料で両替できますが、以降枚数が多くなるにつれて手数料(硬貨取扱料金)も上がっていき、1,001枚からは500枚ごとに550円が加算されます。

また小銭が20,000枚までであれば、ゆうちょ銀行公式サイトのシミュレーションツールで手数料の自動計算ができます。

銀行の窓口・両替機で小銭を両替する

銀行の窓口や両替機で小銭を両替することも可能です。

ここでは「みずほ銀行」「三菱UFJ銀行」「三井住友銀行」の3つを解説します。

みずほ銀行

みずほ銀行では、窓口と両替機で小銭の両替ができます。

窓口で両替する場合の手数料

みずほ銀行の窓口で小銭の両替をする場合、口座の有無によって手数料が異なります。

硬貨枚数 手数料
1枚~10枚 口座保有あり:無料(1日1回まで)
口座保有なし:550円
11枚~500枚 550円
501枚~ 1,320円
以降500枚ごとに660円を加算

口座を保有している場合は、10枚までであれば1日1回まで無料で両替可能です。

11枚~500枚までは口座の有無に関わらず手数料は550円ですが、以降500枚ごとに660円加算されていきます。

両替機で両替する場合の手数料

みずほ銀行の口座を保有しているのであれば、事前に手数料をチャージする「両替機利用カード」や「みずほ銀行キャッシュカード」を利用し両替機での両替ができます。

ただし、キャッシュカードを利用して両替を行う場合は、1日1回10枚までが上限です。

取扱枚数 手数料
両替機利用カード キャッシュカード
1枚~10枚 1回目:無料
2回目以降:300円
無料
11枚~500枚 400円 利用不可
501枚~1,000枚 800円

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行では、窓口と両替機で小銭の両替ができ、それぞれ手数料が異なります。

窓口で両替する場合の手数料
硬貨枚数 手数料
1枚~10枚 口座保有あり:無料(1日1回まで)
口座保有なし:550円
11枚~500枚 550円
501枚~ 以降500枚ごとに550円を加算

三菱UFJ銀行の口座を持っている場合は1日1回10枚まで手数料無料、口座を持っていない場合には550円の両替手数料が必要です。

以降枚数に応じて手数料が加算されます。

両替機を利用する場合の手数料

両替機を利用して両替をする場合は、手数料をチャージできる「両替機専用カード」や「三菱UFJ銀行キャッシュカード」が必要です。

取扱枚数 手数料
両替機専用カード キャッシュカード
1枚~10枚 1回目:無料
2回目以降:200円
無料
11枚~500枚 300円 利用不可
501枚~1,000枚 600円

三井住友銀行

三井住友銀行では、窓口と両替機で小銭の両替ができます。

窓口で両替する場合の手数料
硬貨枚数 手数料
1枚~10枚 口座保有あり:220円
口座保有なし:330円
11枚~500枚 770円
501枚~1,000枚 1,540円
1,001枚以上 以降500枚ごとに770円を加算

三井住友銀行では、口座を保有していても両替に手数料がかかり、他銀行と比べて高めに設定されています。

両替機を利用する場合の手数料

両替機を利用する場合は、「両替機専用カード」や「三井住友銀行キャッシュカード」が必要です。

取扱枚数 手数料
両替機専用カード キャッシュカード
1枚~10枚 400円 無料(1日1回まで)
11枚~500枚 利用不可
501枚~1,000枚 800円

キャッシュカードを利用した場合は、1日1回10枚まで無料で両替できますが、11枚以上は利用不可となっています。

郵便局(ゆうちょ)・銀行の窓口やATMで自分の口座に小銭を入金して引き出す

郵便局(ゆうちょ)・銀行に口座を保有している場合は、窓口やATMで自分の口座に小銭を入金して引き出すことで、両替することも可能です。

多くの場合、直接窓口やATMに小銭を持ち込んで両替するよりも、手数料は割安になります。

郵便局(ゆうちょ)の窓口やATMで小銭を入金するときの手数料

郵便局(ゆうちょ)の窓口で小銭を入金する場合は、両替時と同様、枚数ごとに手数料が定められています。

硬貨枚数 手数料(硬貨取扱料金)
1枚~50枚 無料
51枚~100枚 550円
101枚~500枚 825円
501枚~1,000枚 1,100円
1,001枚~ 1,650円
以降500枚ごとに550円を加算

ATMで硬貨を入金する際の手数料は次の通りです。

硬貨枚数 手数料(硬貨預払料金)
1枚~25枚 110円
26枚~50枚 220円
51枚~100枚 330円

ATMで入金できる硬貨の枚数は1回につき100枚までとなっており、入金手続きを複数回行う場合は、その都度手数料が発生します。

また、駅、ショッピングセンター、ファミリーマートなどに設置しているATMでは硬貨の取り扱いができないため注意しましょう。

銀行の窓口やATMで硬貨を入金するときの手数料

銀行で小銭を入金する場合、窓口とATMで手数料が異なります。

みずほ銀行

みずほ銀行の窓口で硬貨を入金する場合は、窓口で硬貨を取り扱う手数料として「大量硬貨取扱手数料」が発生します。

硬貨枚数 手数料(大量硬貨取扱手数料)
1枚~100枚 無料
101枚~500枚 550円
501枚~1,000枚 1,320円
1,001枚~ 1,980円
以降500枚ごとに660円を加算

100枚までは無料ですが、以降500枚ごとに手数料が加算されます。

硬貨の枚数が分からず窓口で算定してもらう場合にも、枚数に応じて手数料がかかるため注意しましょう。

また、みずほ銀行の店舗内に設置されたATMであれば、手数料無料で小銭を入金できます。

ATMコーナー(店舗外)、イオン・みずほ共同利用ATM、コンビニATM(イーネット・ローソン銀行・セブン銀行)では小銭の入金はできないため注意しましょう。

みずほ銀行内のATMで小銭を入金する場合、受付時間は平日8時45分~18時00分までです。

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行の窓口で小銭を入金する場合も、枚数によっては「大量硬貨取扱手数料」がかかります。

硬貨枚数 手数料(大量硬貨取扱手数料)
1枚~100枚 無料
101枚~500枚 550円
501枚~1,000枚 1,100円
1,001枚~ 1,650円
以降500枚ごとに550円を加算

手数料は別途必要になるため、入金する小銭とは別にあらかじめ用意しておきましょう。

窓口で硬貨の枚数を計算してもらった後に、入金をやめたり金額変更をしたりする際にも手数料が必要になります。

三菱UFJ銀行のATMでは、平日のみ小銭の入金が可能です。

1回あたりの上限が硬貨100枚までとなっていますが、8時45分~21時00分は手数料無料で利用できます。

三井住友銀行

三井住友銀行の窓口で小銭を入金する場合の手数料は次の通りです。

硬貨枚数 手数料(硬貨入金整理手数料)
300枚以下 無料
301枚~500枚 550円
501枚~1,000枚 1,540円
1,001枚以上 以降500枚ごとに550円を加算

窓口入金の場合、1日に入金した硬貨の合計枚数に合わせて手数料(硬貨入金整理手数料)が発生します。

たとえば、午前中に200枚、午後に300枚の硬貨を入金した場合は、合計枚数が500枚となり550円が発生する仕組みです。

三井住友銀行のATMであれば、平日8時45分~18時00分まで手数料無料で小銭を入金できます。

1回に入金できる硬貨は100枚(500円は75枚)ですが、回数に上限はありません。

お札を小銭に両替したい場合はどうすればいい?

お札を小銭に両替する方法には以下のような方法があります。

  • 郵便局(ゆうちょ)の窓口やATMで両替をする
  • 銀行の窓口やATMで両替をする
  • 自分の口座にお札を入金し、金額を指定して引き出す
  • 小さな買い物をしてお札を崩す

郵便局や銀行で両替する場合の手数料は、小銭をお札に両替する場合と基本的に同じです。

ただし、お札と小銭の枚数が多い方に合わせて手数料が加算される可能性が高いため、金融機関に確認しましょう。

急ぎで両替が必要な場合は、コンビニなどで小さな買い物をしてお札を崩してしまうのが一番手軽かもしれません。

小銭を両替するときの注意点

実際に銀行や郵便局で手続きをする前に、小銭の両替に関してよくある質問を確認しておきましょう。

ATMから小銭を入金する際は小銭の枚数制限に注意

銀行やゆうちょのATMを利用する際は、1回当たりの入金できる枚数に制限がある点に注意しましょう。

1回あたり100枚までと決められているケースが多くなっています。ただし、それ以上入金する場合は複数回に分ければ入金可能です。

土日祝は小銭の両替ができないケースも多い

土日祝日は小銭の両替ができなくなる可能性が高いため注意しましょう。

銀行・郵便局の窓口が空いているのは基本的に平日のみ。土日になると窓口や両替機の利用はできません。

ATMは土日祝日でも開いていますが、多くの場合硬貨の取り扱いはできなくなります。

窓口での両替には時間がかかる

大量の小銭を両替する場合、窓口で手続きするとかなり時間がかかる可能性があります。

事前に利用する店舗に連絡をして、訪問日時を伝えておくと手続きがスムーズに進むでしょう。

コンビニのATMで小銭の入金はできない

全国のコンビニに設置されているATMでは、基本的に硬貨の引き出しや預け入れはできなくなっています。銀行や郵便局のATMを利用しましょう。

基本的にネット銀行では小銭の両替ができない

ネット銀行では、ほとんどの銀行で取り扱いが不可となっています。
ただし、一部入金で両替ができる場合もあるため、詳細は各銀行の公式サイトなどで確認しましょう。

ネット銀行によっては、提携先の一部ATMでのみ、小銭を入金できる場合があります。
たとえば、楽天銀行では、基本的に硬貨の入金ができませんが、みずほ銀行のATMであれば小銭の入金が可能です。

ただし、硬貨の取り扱いは1,000円単位のため、1,000円未満は入金できないことに注意しましょう。

auじぶん銀行では、三菱UFJの一部ATMで小銭の入金対応がありますが、有人店舗内にある硬貨対応ATMに限られていることに留意が必要です。

ソニー銀行は、三菱UFJ銀行と三井住友銀行の一部店舗のみ小銭の入金ができます。

店舗によっては取り扱いがなく利用時間も異なるため、入金前に公式サイトなどであらかじめ確認しておきましょう。

まとめ

小銭の両替を両替する方法には、大きく分けて次の2つがあります。

  • 郵便局(ゆうちょ)、銀行の窓口やATMで両替する
  • 郵便局(ゆうちょ)、銀行の窓口やATMを使って自分の口座に入金して引き出す

コツコツ貯めた小銭が手数料で少なくなってしまうと残念ですよね。

場所、方法、枚数などによって手数料が異なるため、メインバンクが近くにあるかなどを確認しながら、手数料が抑えられる方法を選択することが大切です。

比較検討の際には、ぜひ本記事をご活用ください。

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