アメリカンコッカ―スパニエルのなりやすい病気とは?目の病気に注意?
この記事では
・アメリカン・コッカ―・スパニエルの飼い方のポイント
・アメリカン・コッカ―・スパニエルのおすすめのペット保険
アメリカン・コッカー・スパニエルの特徴
アメリカン・コッカ―・スパニエルは
・体重 11kg~13kg
で中型犬に分類されます。
体つきは筋肉質でがっしりしています。体力があり、身体能力にも優れています。
顔はマズル(口・鼻の長さ)が短く、彫りの深い顔立ちをしています。
頭頂部はコブがあるかのように丸くなっており、尻尾は切り落とされているのがスタンダードです。
被毛
アメリカン・コッカー・スパニエルの毛質は絹のようにきめ細かく、
・ウェーブタイプ
の2種類が存在します。
長い耳が特徴で耳周り、胸、腹、四肢には飾り毛があります。
ダブルコートで抜け毛が多い犬種です。
毛色
毛色は大きく分けて
・アスコブ(ブラック以外の単色)
・パーティカラー(2色以上)
の3つに分かれます。
アスコブには
・クリーム
・チョコレート
・セーブル
などがあり、いずれも飾り毛の明るい色調、胸及び喉にみられる少量のホワイトは認められています。
パーティカラーはホワイトを含む2色以上のはっきりと区別できる単色で構成されています。
パーティカラーには
・ブラック&ホワイト
・レッド&ホワイト
があげられます。
他にも
・ブラック&ホワイト&タン
のようなパーティーカラーにタン・ポイントが入った「トライカラー(3色)」も存在します。
このようにアメリカン・コッカ―・スパニエルにはいろいろなカラーバリエーションがあり、毛色でもひとりひとりの個性を発揮できます。
アメリカン・コッカー・スパニエルの歴史
ディズニー映画でヒロインのモデルにもなったアメリカン・コッカ―・スパニエルの歴史は古く、その起源はスペインの猟犬であるスパニエルが14世紀にイギリスへ渡ったことによりはじまります。
イギリスで土着したスパニエルたちは、その用途やサイズに応じて
・ランド・スパニエル
・ウォーター・スパニエル
・トイ・スパニエル
へと分かれていきました。
コッカー・スパニエルは陸地の猟を行なっていたランド・スパニエルのうち、小さいサイズのものだとされています。
ちなみにコッカーというのは「ヤマシギ」という意味で鳥類の一種です。
これは15世紀のイギリスにおいて、元来猟犬種であるスパニエル種の犬がヤマシギ狩りに利用されていたためこう呼ぶようになりました。
1620年、イギリスのイングリッシュ・コッカー・スパニエルはアメリカ移民時代の流れでアメリカへと渡ります
このイングリッシュ・コッカ―を、マズルを短く、耳を長く、サイズを小さくするなど改良して現在のアメリカン・コッカー・スパニエルの形へとなりました。
つまりイングリッシュ・コッカ―・スパニエルはアメリカン・コッカ―・スパニエルの祖先にあたるというわけです。
イングリッシュ・コッカ―よりもよりマズルが低く丸みを帯びた愛嬌のある顔立ちのアメリカン・コッカーは日本人の好みに合い、現在ではイングリッシュ・コッカ―よりも人気を上げています。
アメリカン・コッカー・スパニエルの性格
アメリカン・コッカ―・スパニエルの性格は
です。
家族に対しても甘えん坊で、その性格のせいか留守番が苦手です。そのため誰かがいつも家にいる家庭で飼うのが望ましい犬種です。
こまめにコミュニケーションをとってあげるとストレスなく過ごすことができるでしょう。
もともと猟犬であることからコミュニケーションの中にトレーニングを取り入れるとすぐに覚えることができます。
また他の犬に対してもフレンドリーなため多頭飼いに向いています。
飼い主さんを取られたという嫉妬やストレスで攻撃的になることも少なく、ほとんどのアメリカン・コッカ―はお迎え後すぐに仲良く遊ぶことができます。
初めて犬を飼う方でも多頭飼いでも飼いやすく、おすすめできる犬種です。
アメリカン・コッカー・スパニエルの寿命
アメリカン・コッカー・スパニエルの寿命は12歳~15歳です。
一般社団法人ペットフード協会による「全国犬猫飼育実態調査」では中型犬の平均寿命は13.36歳と報告されています。
このことからアメリカン・コッカー・スパニエルの寿命は長い方であることが分かります。
ちなみに中型犬の年齢を人間の年齢に換算すると下記のようになります。
犬の年齢 | 人間に換算した年齢 |
1歳 | 12歳 |
2歳 | 19歳 |
3歳 | 26歳 |
4歳 | 33歳 |
5歳 | 40歳 |
6歳 | 47歳 |
7歳 | 54歳 |
8歳 | 61歳 |
9歳 | 68歳 |
10歳 | 75歳 |
11歳 | 82歳 |
12歳 | 89歳 |
13歳 | 96歳 |
※換算方法は諸説あります
日本で飼われていたアメリカン・コッカー・スパニエルの最高寿命は19歳と言われています。
19歳は人間の年齢に換算すると138歳という驚きの年齢になります。
病気を早期発見・早期治療できれば、平均年齢以上に長生きさせるのも可能だと言えるでしょう。
アメリカン・コッカースパニエルの飼い方のコツとポイント
アメリカン・コッカ―・スパニエルの飼い方のコツとポイントは下記の通りになります。
・トリミングで皮膚の通気性を良くして清潔に保つ
・ブラッシングで病気を早期発見
アメリカン・コッカ―・スパニエルは人と遊ぶことが大好きなため、コミュニケーションの時間を多く取れる方が飼育に向いています。
家族が大好きで甘えん坊なことから、家族と多くの時間を過ごせる環境で飼うのがベストです。
加えてアメリカン・コッカ―・スパニエルの美しい被毛は何もせずに放置すると毛玉が出来てしまい、皮膚病の原因になってしまいます。
季節に合った被毛のカットも皮膚を清潔に保つための方法のひとつです。
短くすることで夏場の熱中症も予防できるのでおすすめです。
短くカットしてもダブルコートで抜け毛が発生するため日々のブラッシングは怠らないようにしましょう。
実はブラッシングはコミュニケーションが取れるだけでなく、愛犬の病気を見つけるための重要なお手入れなんです。
アメリカンコッカ―スパニエルのどこを確認しながらブラッシングをしていけばいいのか説明しますので参考にしてください。
目の状態を日頃から確認する
アメリカン・コッカー・スパニエルは緑内障や白内障など目の病気を発症しやすい犬種です。
チェリーアイにもなりやすいと言われており、ブラッシングの際に目の状態を確認するようにしましょう。
目の病気を予防するために目の周りの毛をトリミングの際に短く整えてもらうと、彼らの特徴である長い被毛が目を傷つけにくくなります。
また、アメリカン・コッカ―・スパニエルは目ヤニも出やすい傾向があります。
こまめに拭いてあげて、目ヤニの量も確認しておきましょう。
目ヤニの量が増えるようだと目の病気の可能性があります。そのような場合には一度動物病院に相談してください。
耳のケアを欠かさない
アメリカン・コッカー・スパニエルに限らず、垂れ耳の犬種は耳の中が蒸れやすくなっています。
ことから耳のケアは欠かせません。自宅で1週間に一度の専用ローションでの耳掃除が必要です。
ブラッシングの際には必ず耳垢の状態を確認しましょう。
いつもより量が多かったり臭いがきついようなら耳の疾患が原因である可能性があります。
早めの治療で数回の通院で済むことがほとんどです。愛犬のこまめな耳チェックは欠かさないようにしてください。
皮膚を清潔に保つ
アメリカン・コッカー・スパニエルは毛が長い上に毛量が多い犬種です。
ダブルコートで蒸れやすく、定期的なトリミングやシャンプーを怠ると雑菌が繁殖し臭いや皮膚病の原因になります。
自宅で出来る予防として
・ブラッシング
・耳が食器に入らないようアイテムを使う
があげられます。
自宅でブラッシングすることで抜けた被毛を取り除いて通気性が良くなるうえに、皮膚のマッサージで血行を促進、皮膚と被毛の健康を促します。
加えてアメリカンコッカ―スパニエルといえばあの長い耳も特徴の一つですが、食事や給水の際に食器の中に入りやすく汚れてしまいがちです。
汚れたままだと雑菌が繁殖して臭いにつながります。
最近では耳の長い犬が食べやすく工夫された食器もあります。
また犬用のスヌードといって、耳が落ちてこないように留めておくアイテムも発売されています。
このような便利アイテムを使って汚れないように注意しましょう。
肥満にならない生活を心がける
アメリカンコッカ―スパニエルはとにかく食いしん坊です。
与えた分だけ食べてしまうので
必要があります。
フワフワの毛でおおわれたアメリカンコッカ―スパニエルはウエストのくびれなど見た目では分かりません。
そこでブラッシングする時に背骨を触って「犬の肥満チェック」をしましょう。
背骨から骨盤にかけて、上から軽く押すように触ってみてください。ここで骨があることがはっきりとわかれば問題ありません。
同じように肋骨も触って、強く押さないと骨が分からないようであれば肥満のサインです。フードの量を見直す必要があります。
またシニア期に入るとエネルギーの代謝が悪くなるため、若いころと同じフード・同じ量だと太っていきます。
犬のフードは年齢に合わせて選ぶことが重要です。
アメリカン・コッカー・スパニエルがなりやすい病気
アメリカン・コッカ―・スパニエルは遺伝的な要因で目の病気になりやすいと言われています。
中でもチェリーアイは有名です。
- チェリーアイとは
- 正式には病名「第三眼瞼腺突出」。
「瞬膜」とよばれる目頭の部分の白い膜にある第三眼瞼腺が飛び出た状態。
チェリーアイが発症する原因は遺伝性と後天性の2種類に分かれますが、アメリカンコッカーの原因の多くは遺伝性と言われています。
そのため飼い主さんで予防が出来ないうえに発症のタイミングが分かりにくいのです。
普段から愛犬の目の状態を確認しておくことが重要になってきます。
このようにアメリカンコッカ―スパニエルには遺伝性のなりやすい病気があります。
他にも注意すべき病気がありますので、それらを一つずづ解説していきます。
・白内障
・脂漏性皮膚炎
・外耳炎
緑内障
アメリカンコッカーは緑内障の好発犬種(一部の病気になりやすい犬種)と言われています。
- 緑内障とは
- 眼圧が高くなることで目の奥にある視神経に障害が生じる病気。短期間で失明に至ることが多い。
犬の緑内障の原因としては大きく分けて遺伝性と加齢による発症が多いとされています。
遺伝性の場合若いころでも発症するので、年齢に関係なく注意しておく必要があります。
症状 | ・目が飛び出たように大きく見える(牛眼) ・元気、食欲の低下 ・痛そうに目をしょぼつかせる(目を開けない) ・目をこする、視覚障害 ・目の充血 |
治療法 | ・点眼、内服薬などの内科的治療 ・外科的治療 |
年間平均診療費 | 119,935円 |
※参考:アニコムどうぶつ白書2021
白内障
どの犬種も老犬になると白内障にかかる確率が高くなります。
しかしアメリカンコッカースパニエルは遺伝的に2歳以下の年齢でも白内障を発症することがあります。
- 白内障とは
- 本来透明であるはずの水晶体の一部または全体が白く濁り、徐々に視覚が失われていく目の病気。
緑内障同様白内障も年齢に関係なく注意が必要な病気です。
症状 | ・視力の低下 ・目の白濁 |
治療法 | ・点眼、内服薬などの内科的治療 ・外科的治療 |
年間平均診療費 | 197,412円 |
※参考:アニコムどうぶつ白書2021
白内障の内科的治療は白内障を治すことはできません。進行を遅らせる目的になります。
そのため完治を目指すのであれば手術のみとなります。
手術の方法は病気の原因となる水晶体を取り除き、代わりに人工レンズを装着するものです。
ただし価格が高く、設備が整った大きな病院でないと受けられないなどのリスクもあります。
【補足:白内障・ブドウ膜炎(左目)の実際の治療費】
期間/回 | 合計治療費 | |
通院 | 6日 | 45.400円 |
入院 | 5日 | 114,600円 |
手術 | 1回 | 249,200円 |
合計金額 | 409,200円 |
※PS保険での実際の保険金請求額を参考にした金額になります。
脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎は別名「マラセチア皮膚炎」などとも呼ばれます。
正確には脂漏症によって二次的にマラセチア皮膚炎を引き起こします。
- 脂漏性皮膚炎とは
- 皮膚の代謝や皮脂の分泌などのバランスに異常をきたしている状態のこと
マラセチアとは真菌(カビ)で犬の皮膚には必ず見られる常在菌です。
何らかの原因で皮膚のバランスが崩れるとマラセチアが増殖し、炎症などを引き起こします。
脂漏性皮膚炎には
・湿性脂漏症
・乾性脂漏症
があります。
原因としては遺伝的なものから感染症、ホルモンバランスの崩れなど様々です。
脂漏性皮膚炎を引き起こす要因によっては食事療法を行うこともあります。
症状 | ・湿性の場合:皮膚がべたつく、悪臭を放つ ・乾性の場合:フケが増える |
治療法 | ・薬用シャンプーでの薬浴 ・抗生剤や抗真菌剤の投与 |
年間平均診療費 | 55,190円 |
※参考:アニコムどうぶつ白書2021
外耳炎
アメリカン・コッカ―・スパニエルは耳のトラブルが多いことで知られています。
他の犬種よりも長く垂れた耳は特に外耳炎になりやすい形状です。
外耳炎の主な原因は
・細菌、真菌、耳ダニ
・アレルギーによる皮膚疾患
・耳の中の腫瘍やできもの
があげられます。
アメリカン・コッカーのような垂れ耳の犬種は外耳の通気性が悪く、蒸れて菌が増殖しやすい状態です。
アレルギーや腫瘍以外でも日常的に外耳炎になりやすいため、普段から耳のケアをすることが重要です。
症状 | ・耳が臭う ・耳の痒み、首のあたりを頻繁に掻く ・耳垢が増える |
治療法 | ・点耳薬などの内科的治療 ・耳の洗浄 |
年間平均診療費 | ・細菌性外耳炎:49,385円 ・原因未定の外耳炎:50,287円 |
※参考:アニコムどうぶつ白書2021
アメリカン・コッカー・スパニエルにおすすめの保険は?
ここではアメリカン・コッカー・スパニエルに合ったおすすめのペット保険、比較・選び方について解説します。
全てのペット保険で補償の対象外である去勢の費用等の項目は除き、あくまで保険会社・プランで差別化になるポイントに絞って解説します。
他サイトのようなランキング形式ではなく、あくまでアメリカン・コッカー・スパニエル目線で解説していきます。
アメリカン・コッカー・スパニエルのペット保険加入の選び方のポイント
・チェリーアイ②加入後に発症した先天性、遺伝性疾患が補償されるか
③通院・手術・入院を補償するフルカバー型のペット保険の中でも手術は他社と比較しても手厚いか
④更新の際に「来年度からの傷病や部位補償の対象外」とする可能性がないか
①アメリカン・コッカー・スパニエルのなりやすい病気が補償されるか確認
ペット保険は保険会社によって補償する病気や、補償の対象外となる項目が異なります。
中にはアメリカン・コッカー・スパニエルがなりやすいチェリーアイを補償の対象外としているペット保険も存在します。例えば「プリズムコール」や「日本ペット少額短期保険:いぬとねこの保険」でチェリーアイは補償の対象外です。
特に下記の5つの傷病・疾患は保険会社によって補償されるかが異なりますので、必ず保険約款や重要事項説明書を確認することをおすすめします。
また公式HPでも「保険金のお支払いできない事例」の中に記載されていることがほとんどですので必ず確認しましょう。
アメリカン・コッカー・スパニエルがなりやすい病気で補償の対象外か確認すべき病気
②加入後に発症した先天性、遺伝性疾患が補償されるか
アメリカン・コッカー・スパニエルがなりやすい、「白内障」「チェリーアイ」は先天性、遺伝性の要素も大きい疾患です。
全てのペット保険で加入前に発症している先天性、遺伝性疾患は基本的には補償の対象外となってしまいますが、加入後に発症した先天性、遺伝性疾患を補償するかどうかは保険会社によって異なります。
こちらも併せて公式HP内の「保険金をお支払いできない事例」や保険約款・重要事項説明書を確認しましょう。
せっかく保険に加入するのであれば、アメリカン・コッカー・スパニエルのためにも白内障やチェリーアイにも備えができるようにしましょう。
③通院・手術・入院を補償するフルカバー型のペット保険の中でも手術補償の手厚さを重視するのがおすすめ
アメリカン・コッカー・スパニエルがなりやすい病気である「外耳炎」は長期もしくは複数回の治療が必要になる疾患です。また「白内障」は外科手術を伴う高額治療が必要になる傷病で、片目だけでも20~40万円程度の治療費が必要になることもあります。
そのため、アメリカン・コッカー・スパニエルには「通院・手術・入院を補償するフルカバー型のペット保険」に加入することがおすすめです。
上述した通り、白内障は片目の手術費用だけでも20~40万円程度かかることが多いことから、アメリカン・コッカー・スパニエルにはフルカバー型の中でも手術補償が他社より手厚いペット保険に加入することをおすすめします。
特に
④更新の際に「来年度からの傷病や部位補償の対象外」とする可能性がないか
ほとんどのペット保険が一年契約となっており、契約を毎年更新していくことで終身の補償となっています。
つまり、ペット保険に加入すると毎年契約更新の審査があります。
中には「前年度にかかった傷病や慢性疾患」等の、特に治る見込みが少ない、再発の可能性が高い慢性疾患を、更新の際に「来年度から補償の対象外とします。」と条件を付け加えてくる保険会社があります。
もちろん中には「更新の際に条件を付け加えることはありません」といった記載をしているペット保険もあります。
そのため、加入を検討しているペット保険会社の「更新時の対応」についても必ず確認することをおすすめします。
また、ペット保険比較アドバイザーではそういった情報も一つの記事内でまとめていますのでぜひ一度ご確認ください。
アメリカン・コッカー・スパニエルにおすすめのペット保険をご紹介!
最後に、今回ペット保険比較アドバイザーではアメリカン・コッカー・スパニエルにおすすめのペット保険をご紹介します。
おすすめの理由としては上記で説明したアメリカン・コッカー・スパニエルのペット保険の選び方、ポイントや条件をすべて満たしているからです。
アニコムに関しては、「腸内フローラ測定」を年一で行えるため、○○に多いアレルギー性の皮膚疾患の予防までできる予防型保険です。測定結果によっては血液検査も無料で受けることができます。
一部PS保険は手術の補償金額が1回あたり最大10万円だったり不安な点はありますが、先天性疾患や更新時の対応が他社より優れています。
ただし、細かい補償内容や金額についてはもちろん違いがありますので必ず重要事項説明書や保険約款、パンフレットや公式HPを確認してください。
あくまで参考ですが、保険料重視であればPS保険、補償内容重視であればアニコム(ふぁみりぃ)に加入することをおすすめします。
メリット | デメリット | |
・複数回通院にも強い ・手術は一回当たり最大14万円まで補償(補償割合70%プラン) | 保険料が高い ※健康割増引制度により保険の利用状況によって割増引の適応【可】 | |
保険料が安い | ・1つの病気に対しての限度額・回数があり (更新時にリセットされない) ・手術は一回当たり最大10万円まで |
弊社の商品の保険期間は1年間ですが、ご契約には「継続契約特約」を適用して引受をさせていただいておりますので、解約等のお申し出がない限り満期後は、原則ご契約は自動的に継続となり、終身ご継続いただけます。
※ご注意
・ご契約者または弊社より別段の意思表示があった場合には、ご契約は継続となりません。
・自動的にご契約が継続とならない場合や、商品改定により保険料、補償内容などが変更となる場合があります。
引用:重要事項説明書
罹患した病気やケガにより保険の更新をお断りしたり、更新時の補償対象外にしたり、保険料を増額にすることはございません。(※保険料の改定などがあった場合、保険料は変わります。)
ケガ、病気の原因が生じた時が保険期間内であれば、皮膚病や外耳炎等の軽度の病気から、ガンや心臓病等の重大な病気まで補償の対象となります。
補償内容やそれぞれのデメリット等がより気になる場合は下記の記事を参考にしてください。
補足:先天性疾患が発症する前に!遅くとも7.8歳までには加入しよう
ペット保険は、加入する前に発症している先天性疾患や既に発症している病気や疾患は補償の対象外となります。
そのため、病気になってから保険に加入しようとしても、肝心のその病気の治療費は補償の対象外になってしまいます。
また、加入後に発見できた病気であっても先天性疾患を補償の対象外としているペット保険や、慢性疾患にかかると更新できない保険もあります。
また一般的にペット保険では8~12歳で新規加入年齢を設定していることがほとんどです。早いところでは7歳で新規加入を締め切るペット保険もあります。
「健康なうちに加入しないと意味がない」「また年齢制限に引っかからないから保険の選択肢が広がる」という意味で遅くとも7~8歳までにはペット保険の加入、少なくとも検討をすることをおすすめします。
補足ですが、アニコムやプリズムコールではシニア向けのペット保険商品もあります。
高齢・シニア向けのペット保険については下記の記事でも解説していますのでぜひ参考にしてください。
よくある質問
犬の外耳炎はペット保険を使えますか?
ただし、外耳炎で手術や入院はほとんどないので、手術・入院に特化したプランだと外耳炎は実質的に補償の対象外です。詳しくは各ペット保険会社へお問い合わせください。
ただし予防目的の耳の洗浄はペット保険の補償対象外なので注意が必要です。
アメリカン・コッカ―・スパニエルの寿命は長いですか?
病気の早期発見と早期治療でさらに寿命を延ばすことができるでしょう。
ペット保険は必要?
ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。
もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に入ることをおススメします。
また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。
ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!
ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。
記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。
また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。
【アメリカンコッカ―スパニエルのなりやすい病気とは?おすすめの保険も解説!】まとめ
今回、ペット保険比較アドバイザーでは
・アメリカン・コッカ―・スパニエルのおすすめのペット保険