× CLOSE

メニュー

\かんたん5秒/

ペット保険を比較する
  • HOME
  • 犬の保険
  • 犬がティッシュを食べた!食べる理由や対処法、しつけについても解説

犬がティッシュを食べた!食べる理由や対処法、しつけについても解説

2023年9月21日

犬の保険

犬がティッシュを食べた!食べる理由や対処法、しつけについても解説サムネイル
犬がティッシュを食べると腸閉塞等を起こす危険性があります。得に小型犬・子犬、老犬は注意が必要です。犬がティッシュを食べる理由として異食症等の病気の可能性もあります。
犬が留守番のときや少し目を離したときにティッシュをビリビリにしていたということはありませんか。
特に子犬のときはティッシュをそのまま食べてしまうというトラブルも少なくありません。
ティッシュは体で消化できるものではないため食べてしまうといろんな影響がみられる可能性があります。

この記事では

・ティッシュを食べる理由
・ティッシュを食べたことによる影響
・犬がティッシュを食べたときの対処法や注意点
について解説します。
最後までお読みいただければ、「ティッシュを食べる理由や影響」「ティッシュを食べたときの対処法や注意点について」わかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


犬がティッシュを食べる理由

犬がティッシュを食べてしまうことがあると「なぜ食べてしまうんだろう」と不思議になることはありませんか。

いたずらで食べてしまうこともあれば何らかの病気が隠れている可能性もあります。

ここでは「犬がティッシュを食べる理由」について解説します。

 

食べ物だと思っている

犬がティッシュを食べるのは「ティッシュを食べ物だと認識している」ということあります。

ティッシュは人や犬のご飯の食べかすを拭き取ることがあります。

そのため美味しそうなニオイがするティッシュは「食べ物」だと認識してしまうことがありそのまま食べてしまいます。

さらに保湿性の高いティッシュもほんのり甘い香りがするため注意が必要です。

 

ティッシュを処分するとき

・すぐに片付けるようにする
・蓋のついたゴミ箱に処分する
・犬の届かない場所に捨てる

など対策しましょう。

 

ティッシュを食べ物だと思ってしまう場合

・犬の体型の量にあった食事量を与えているか
・痩せ過ぎていないか
・何らかの病気を患っていないか

などを確認していきましょう。

食事量や病気など気になることがあったときにはかかりつけの動物病院に相談してみることがおすすめです。

 

おもちゃだと思っている

犬がティッシュを食べるのは「ティッシュをおもちゃだと認識している」ということがあります。

1枚取り出すとまた1枚出てくるためその工程を好むケースもあります。

ティッシュを振り回して遊ぶこともあリますがふとしたタイミングでティッシュを飲み込んでしまう可能性があり危険です。

 

ティッシュをおもちゃとして遊んでしまう場合

・犬用のおもちゃを用意する
・ティッシュを片付けておく
・運動時間を増やしてあげる
・犬と触れ合う時間を増やす
・留守番時はケージやサークルなどに入れておく

などの対策をとってあげることがおすすめです。

 

ティッシュをおもちゃとして遊んでしまうケースでは他のものにも注意が必要です。

例えば

・紙
・新聞紙
・ノート・教科書
・本
・トイレシーツ
・トイレットペーパー

などのモノもおもちゃとして遊んでしまうことがあります。

 

特にトイレシーツはトイレトレーニングにも必要なものなのでビリビリにされやすいです。

トイレシーツにはビニールや吸収ポリマーなどが使われているため食べてしまうと危険です。

トイレトレーはメッシュ付きのモノを選びトイレシーツにいたずらをすることがないようにしましょう。

 

異常を知らせるサイン

犬がティッシュを食べるのは「異常を知らせるサイン」ということがあります。

 

ティッシュを食べてしまうときは

・異食症
・炎症性腸疾患
・膵外分泌不全
・ストレス
・栄養失調
・精神性疾患
などの病気が原因となっている可能性があります。
病気が原因となっている場合は治療を受けることが望ましいです。
治療が遅れることで症状が悪化し体調を崩してしまう可能性があるため何らかの症状がみられるときはかかりつけの動物病院を受診しましょう。

犬がティッシュを食べてしまうことによる影響

犬がティッシュを食べてしまうと体にいろんな影響がみられます。

ティッシュは水で溶けることがないため体の中に残ってしまうことがあります。

ここでは「犬がティッシュを食べてしまうことによる影響」について解説します。

 

ティッシュを1枚食べた場合

ティッシュには犬にとって害のある成分は含まれていません

そのため1枚食べたもしくは少量食べただけでは中毒症状を起こすことはありません。

しかし「大量に口にしてしまった」「毎日食べ続けてている」場合は腸閉塞を引き起こす可能性もあるためティッシュを食べないように対策することが大切です。

犬が噛みながら食べたとしても胃酸などで消化することはできません。

少量でも丸呑みしてしまうことで喉につまらせる可能性もあるため注意しましょう。

 

子犬・老犬・小型犬の場合

子犬・老犬・小型犬の場合は少量ティッシュを食べてしまっただけでも体調を崩す可能性があります。

 

子犬・老犬の場合

子犬や老犬は胃や腸などの臓器の働きが成犬に比べると低いです。

ティッシュがどこかに詰まってしまう可能性もあるため少量でも口にした場合は動物病院に相談することがおすすめです。

小型犬の場合

中型犬や大型犬に比べ体が小さく臓器の大きさも小さくなります。

少量だったとしても胃・腸閉塞を引き起こす可能性があるため注意が必要です。

チワワやダックスなどの小型犬は特に体が小さく胃や腸も細いため気をつけるようにしましょう。

 

中型犬・大型犬の場合

中型犬や大型犬の場合「体が大きいからティッシュを食べても大丈夫」ということはありません。

ティッシュを食べてしまった場合は閉塞を引き起こす可能性があり危険です。

犬の様子を見ながらどれくらい食べたのか観察し動物病院に相談することがおすすめです。

 

こんな症状が出たら注意

ティッシュを食べてしまったときは動物病院に相談することがおすすめです。

動物病院には

・いつ食べたのか
・どれくらいの量食べたのか
・今の体調

などを伝えましょう。

ティッシュはレントゲン検査や超音波検査などで診断することが難しいためこれらの情報がとても大切です。

 

注意したい症状

・元気や食欲がない
・吐き気
・嘔吐(吐く)
・下痢
・腹痛
・喉に詰まったような咳
・よだれがたくさんでる

などの症状がみられるときは早めに動物病院を受診しましょう。

これ以外の症状でも犬の様子がおかしいと感じるときは様子を見ずに動物病院に連絡してみることをおすすめします。

 

犬がティッシュを食べるのをやめさせる方法

犬がティッシュを食べてしまうと体調を崩してしまうことはあるためやめさせる必要があります。

ティッシュをやめさせるためには飼い主が対策をしなければいけません。

ここでは「犬がティッシュを食べるのをやめさせる方法」について解説します。

 

ティッシュを犬の届く場所に置かない

食べるのをやめさせる方法として「ティッシュを片付けてしまう」方法がおすすめです。

ただ片付けてしまうと人が使うことができないため不便です。

そのため「犬が届く場所に置かない」もしくは「徹底してティッシュを隠す」などの対策をとりましょう。

 

ティッシュが大好きな犬は届かない場所に置くだけでは机やイスを利用して取ろうとする可能性もあります。

犬の性格に応じてティッシュを置く場所を考えてみましょう。

猫も同時に飼育している場合は猫がティッシュを落としてしまう危険性も視野に入れて検討することがおすすめです。

 

犬と触れ合う時間を増やす

食べるのをやめさせる方法として「犬と触れ合う時間を増やす」方法がおすすめです。

 

例として

・散歩の時間を増やす
・室内遊びをする
・ブラッシングケアをする
・マッサージをしてあげる

などがあげられます。

犬と一緒にできることを増やしてあげましょう

運動量が増えるだけでなく精神的にも落ち着くことができるためティッシュを食べるなどのいたずらが減ることがあります。

さらに犬の様子をしっかり観察できるため病気の早期発見につなげることもできます。

 

退屈な時間をなくす

食べるのをやめさせる方法として「退屈な時間をなくす」方法がおすすめです。

犬は退屈になると家具やティッシュなどで遊んでしまうことがあります。

そのため犬が退屈だなと感じる時間をなくしてあげることが望ましいです。

 

例として

・新しいおもちゃを用意してあげる
・一人で遊べるおもちゃを準備してあげる
・おやつボールなどを活用する

などがあげられます。

特におやつが大好きな犬が転がすとおやつが出るようなおもちゃだとより楽しみながら過ごすことができます。

犬の性格に合わせておもちゃを見繕ってあげましょう。

一人で遊ぶおもちゃを用意するときには

・壊れにくい
・安全性が高い
・口に入れても安全な素材

などのおもちゃを選びましょう。

尖った部分や繊維がでにくいかどうかも確認しておくことがおすすめです。

 

お散歩中のしつけ

食べるのをやめさせる方法として「お散歩中のしつけ」が大切です。

室内でティッシュを食べることをやめさせても散歩中に拾い食いしてしまったら意味がありません。

 

散歩コースにはティッシュ以外にもゴミが落ちていることがあります。

誤飲してしまうことで手術や入院になる可能性もあるため散歩中に飲み込むことがないようにしつけていきましょう。

 

ティッシュを食べないようにするしつけ方法

①基本的なしつけトレーニング(マテ、オスワリなど)を行う
②犬の前にティッシュを置き「マテ」と指示をする
③食べなかったら褒めてあげる
※②~③を繰り返しティッシュをくわえることがないようにする

しつけは「褒めるタイミング」がとても大切です。

犬が良い行動をしたときにしっかり褒めてあげることで「その行動をすると良いことがある」と認識してくれるようになります。

 

褒めるときは

・体を撫でる
・声をかける
・おやつを与える

などしてあげるとより効果的です。

散歩中拾い食いをしてしまう場合は「口輪の着用」もおすすめです。

口輪をすることで口を開けることができない状態となるため拾い食いを防ぐことができます。

夏場は口輪をすることで熱中症を引き起こしやすくなってしまうためこまめに休憩を挟むことがおすすめです。

 

犬がティッシュを食べてしまったときの対処法と注意点

ティッシュを食べている現場に立ち会ったときは大きな声を出さずに落ち着いて対処することが大切です。

ここでは「犬がティッシュを食べてしまったときの対処法・注意点」について解説します。

 

現場を確認する

犬がティッシュを食べてしまったときはまず「現場を確認」しましょう。

・いつ食べたのか
・ティッシュをどれくらい食べたのか
・ティッシュ以外に食べたものはないか
・犬の体調

他にもなくなったものがないか確認しましょう。

 

・元気や食欲がなくなる
・便が出ない(便秘)
・嘔吐
・腹痛
・吐き気

など犬の体調に変化が見られることがあれば動物病院に相談することがおすすめです。

体調に問題がない場合でも心配なときも受診してみましょう。

 

動物病院を受診する

犬がティッシュを食べてしまったときは「動物病院を受診」しましょう。

ティッシュを食べてしまうと胃や腸などに詰まり危険な状態になることがあります。

 

様子を見ることで

・気道閉塞
・腸閉塞
・腹膜炎

などの病気を引き起こしてしまう可能性があり大変危険です。

特に腸にティッシュが詰まった状態が続くと腸が壊死し腹膜炎を引き起こすことがあります。

腹膜炎を起こすと死に至る可能性もあるため注意が必要です。

 

もちろん必ずこれらの症状がみられるわけではありません。

運良く便から排泄されるケースもあります。

ただ様子を見たときに病状が進行してしまっている可能性があるため早めに動物病院で治療を受けることがおすすめです。

 

無理やり吐かせるのは絶対にやめて!

動物病院では誤飲したときに吐かせる処置(催吐処置)を行うことがあります。

塩や催吐剤を飲ませることで飲み込んだものを吐かせますが独自の判断で行うことは危険なため絶対にやってはいけません

吐かせる方法はインターネットや知恵袋などで記載されています。

ただ無理やり行うことでさらに状態が悪化してしまう可能性があります。

簡単にできるものではないため動物病院で治療を受けましょう。

 

補足:先天性疾患が発症する前に!遅くとも7.8歳までには加入しよう

ペット保険は、加入する前に発症している先天性疾患や既に発症している病気や疾患は補償の対象外となります。

そのため、病気になってから保険に加入しようとしても、肝心のその病気の治療費は補償の対象外になってしまいます。

また、加入後に発見できた病気であっても先天性疾患を補償の対象外としているペット保険や、慢性疾患にかかると更新できない保険もあります。

また一般的にペット保険では8~12歳で新規加入年齢を設定していることがほとんどです。早いところでは7歳で新規加入を締め切るペット保険もあります。

「健康なうちに加入しないと意味がない」「また年齢制限に引っかからないから保険の選択肢が広がる」という意味で遅くとも7~8歳までにはペット保険の加入、少なくとも検討をすることをおすすめします。

補足ですが、アニコムやプリズムコールではシニア向けのペット保険商品もあります。

高齢・シニア向けのペット保険については下記の記事でも解説していますのでぜひ参考にしてください。

よくある質問

ティッシュを飲んだけれど便から出てこない。様子を見ても平気?

ティッシュが便から出てこないときは動物病院を受診することがおすすめです。便から出てこない場合まだ体の中に残っている可能性があります。食べた量によっては胃や腸に詰まる危険性もあるためかかりつけの動物病院で相談してみましょう。

ティッシュを食べるのをやめさせると怒る。噛むときはどうすればいい?

ティシュを食べているときに怒る場合は犬の注意を他に向けるようにしてみましょう。犬が興奮している状態の場合は一度落ち着かせることが望ましいため、おやつなどで気を引いてみることがおすすめです。おやつに注意が行くためティッシュを吐き出しやすくなります。

ペット保険は必要?

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

 

 

 

【犬がティッシュを食べた!食べる理由や対処法】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・ティッシュを食べる理由
・ティッシュを食べたことによる影響
・犬がティッシュを食べたときの対処法や注意点
について解説してきました。
犬の中にはティッシュは食べ物と勘違いして食べてしまうことがあります。
ティッシュは食べてしまうと胃や腸に詰まるケースもあるため食べることがないように対策しましょう。
万が一食べてしまったときは「食べた量を確認」し動物病院を受診することをおすすめします。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。