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チワワがなりやすい「泉門開存」とは?症状や原因、治療法などを解説

2023年10月3日

犬の保険

チワワがなりやすい「泉門開存」とは?症状や原因、治療法などを解説サムネイル
泉門開存はチワワがなりやすい病気で、頭蓋骨のてっぺんに穴が開いていたり、未完成の状態です。通常は成犬時に泉門が閉じます。泉門が開いたままだと合併症のリスクが上がるとされています。

丸い頭にまんまるのおめめが可愛いチワワですが、泉門開存(ペコ)という病気にかかりやすい犬種でもあります。

泉門開存は水頭症を発症するリスクもあるので、飼い主が早く気づいて適切な対処をしなくてはいけません。

この記事では

・泉門開存の症状
・合併症のリスク
・泉門開存の原因
・泉門開存の治療法や治療費
について解説します。
最後までお読みいただければ、「泉門開存」についてわかるようになっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


泉門開存」とは

泉門開存(読み方:せんもんかいぞん)は、頭のてっぺんにある骨のない部分・泉門が、成犬になっても開いたままの病気です。

通常、泉門は生後1年までに塞がりますが、泉門開存の場合は成犬になっても穴が空いたままで、そのままにしておくと水頭症になるリスクが高まるとされています。

 

泉門開存の症状

アップルヘッドといわれる丸い形を持つチワワは、泉門開存にかかりやすい犬種です。

泉門は空いていても特に問題はないため、これといった症状はみられません。

しかし、泉門が開いているということは脳の一部が骨に守られていない状況のため、泉門の部分に鋭利なものが当たったり、頭を強く打ち付けたりすると下記の症状があらわれる場合があります。

・元気がない
・食欲不振
・嘔吐
・ふらつき
泉門開存のチワワに上記の症状が見られた場合は、一度動物病院で検査してもらうのがおすすめです。
放置しておくと、脳神経に異常をきたす可能性もあるとされています。

泉門開存の合併症のリスク

通常、多くの犬は生まれてきた段階で泉門が閉じていますが、チワワの場合は生まれてきた段階では泉門が空いており、生後1年までに閉じていきます。

頭蓋内圧を上昇させないために頭蓋骨は発育し、脳の発達が収まれば泉門も閉じるのが一般的です。

しかし、脳と頭蓋骨の発育期に頭蓋内圧の上昇をきたす水頭症を発症した場合、常に頭蓋内圧が高い状態となるため、泉門は閉じることができずに発育期間を終えます。

ネット上では「泉門開存は水頭症の発症リスクを上げる可能性がある」としている記事もありますが、必ずしも泉門開存が水頭症の発病を予告するものではありません。

 

泉門開存の原因

泉門開存の原因ははっきりとわかっていませんが、遺伝的に起こりやすいとされています。

そのため確立した予防法がありません。

チワワをこれから家族に迎えようとしている人は、血縁に泉門開存のチワワがいないかを確認すると良いでしょう。

 

泉門開存の治療法や治療費

愛犬が泉門開存により体調不良となった場合は、レントゲンやCTなどで頭部や体を検査し、場合によっては入院で様子見となるケースがあります。

その場合の治療費は下記の通りです。

【体調不良で入院となった場合の治療費一例】
・診察・検査…30,000円
・入院(1日)…15,000円
・薬…5,000円

また、泉門開存が原因で水頭症となった場合は、ホルモン剤を投与する投薬治療か、外科手術をする方法もあります。

ただし、水頭症の手術は高度な技術を要するため、手術できる病院が限られているのが現状です。

水頭症となり手術をすることになった場合の治療費は下記の通りです。

【水頭症で入院・手術となった場合の治療費一例】
・診察・検査…50,000円
・手術…400,000円
・入院(7日)…105,000円
・薬…5,000円
手術となるとかなり高額となりますが、ペット保険に入っていれば、毎月少ない掛け金で手術費用の負担を大幅に減らせる可能性があります。
手術費用を負担するペット保険は、補償割合を50~100%としているところが多いです。

よくある質問

愛犬のチワワが健康診断で泉門開存症と診断されました。何か気をつけるべきことはありますか?

泉門が開いたままということは、その部分だけ脳が守られていないということです。泉門が開いている部分は柔らかいので、頭を強く打たないよう気をつけて生活してください。

子犬の段階で泉門が開いていても、成犬になったら閉じるのでしょうか?

チワワの子犬は生まれた段階で泉門が開いており、約1年かけて徐々に閉じていきます。生後1年経っても泉門が閉じない場合は、泉門開存を疑いましょう。泉門開存でも特に気になる症状がなく元気であれば問題ありません。ふらつきや食欲不振などが見られる場合は、早めに動物病院に連れて行って診察をしてもらうのがおすすめです。

ペット保険は必要?

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

【泉門開存】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・泉門開存の症状
・合併症のリスク
・泉門開存の原因
・泉門開存の治療法や治療費
について解説してきました。
泉門開存は、アップルヘッドのチワワがなりやすい病気です。
泉門開存は、頭を強く打ち付けると脳神経に異常をきしたり水頭症を引き起こす可能性もあるため、頭をぶつけないよう日常生活で気を配ると良いでしょう。
ふらつきや嘔吐などの症状が見られる場合は、動物病院を受診してくださいね。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。