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犬の前立腺肥大とは?完治する?治療方法や去勢手術についても解説!

2023年9月15日

犬の保険

犬の前立腺肥大とは?完治する?治療方法や去勢手術についても解説!サムネイル
犬の前立腺肥大症はオス特有の病気です。前立腺が肥大するため泌尿器症状がみられます。進行すると膀胱炎や腎疾患を併発させる可能性があるため早めに治療をすすめることをおすすめします。
「前立腺肥大症」という病気はオス犬特有の病気です。
前立腺はオスの副生殖器ですが泌尿器症状がよくみられます。
放置するといろんな症状がみられ他の臓器にも支障が出るため早めに治療を受けることが望ましいです。
では「前立腺肥大症とはどんな病気」なんでしょうか。

この記事では

・犬の前立腺肥大症の病気について
・前立腺肥大症の原因や症状
・愛犬が前立腺肥大症になったときの対処法
について解説します。
最後までお読みいただければ、「犬の前立腺肥大症の病気について」「愛犬が前立腺肥大症になったときの対処法」についてもわかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


犬の前立腺肥大症とは

犬の前立腺肥大症とはオス犬の副生殖器である「前立腺」が何らかの原因により肥大する病気です。

前立腺は膀胱の根本にある臓器で前立腺肥大がみられると泌尿器関係の症状がみられます。

好発犬種としては未去勢のシニア犬(老犬)によくみられます。

 

犬の前立腺肥大症の症状

犬の前立腺肥大症の症状として

・排尿困難
・血尿
・しぶり
・何度もトイレに行く
・しぶり
・排便困難
・血便

などがみられます。

主に泌尿器関係の症状がみられるため比較的気が付きやすい病気です。

 

前立腺肥大症は放置してしまうと泌尿器関係の臓器に負担をかけます。

そのため「膀胱炎」や「腎疾患」などの病気を併発することもあります。

 

膀胱炎を発症している場合は腹痛や排尿痛などの痛みが見られることもあります。

特に腎疾患は命に関わる状態に陥る可能性があるため注意が必要です。

 

排泄状態に異常がみられるときは早めに動物病院を受診しましょう。

他にも

・元気や食欲
・歩き方
・飲水量
・尿や便の状態(色、量など)

などの状態もしっかり確認しましょう。

 

犬の前立腺肥大症の原因

犬の前立腺肥大症の原因として

・前立腺の異常
・男性ホルモン(アンドロゲン)の影響

などがあげられます。

前立腺の細胞が増殖してしまうことで肥大が起こります。

これは男性ホルモン(アンドロゲン)や他のホルモンが前立腺肥大症に関与していると考えられています。

 

犬の前立腺肥大症の検査方法

犬の前立腺肥大症の検査方法として

・触診・直腸検査
・超音波検査
・レントゲン検査
・尿検査

などが行われます。

前立腺肥大症は見た目で診断することはできません。

そのため必要に応じていろんな検査を行い診断していきます。

 

犬の前立腺肥大症の治療方法

犬の前立腺肥大症の治療法として

・去勢手術
・投薬治療

などがあげられます。

前立腺肥大症は去勢手術を行えば完治します。

しかし去勢手術は全身麻酔を行わなければできません。

高齢犬や持病があり麻酔をかけることができない犬は手術で治療をすることができません

 

そんなときは投薬治療が行われます

投薬治療の場合は症状が緩和しても再発することがあります。

そのため定期的に健康診断を受けることが大切となります。

 

基本的に去勢手術を行えば前立腺肥大症は完治できます。

しかし前立腺肥大以外の病気が原因でいろんな症状がみられることもあります。

腫瘍や前立腺癌などの病気の場合は手術をしても変わらないことが多いです。

診断することが難しい病気でもあるため気になることがあれば早めに相談することをおすすめします。

 

犬の前立腺肥大症の予防方法

犬の前立腺肥大症の予防法として

・去勢手術

がおすすめです。

前立腺は精巣から分泌される男性ホルモンの影響を受けます。

そのため去勢手術をすることで前立腺肥大を予防することが可能です。

 

去勢手術は健康状態に問題ないときにしかできません。

前立腺肥大を予防したい場合は早めに手術を検討するようにしましょう。

 

去勢手術にかかる費用は動物病院により異なります。

直接聞くか電話などで確認してみましょう。

 

去勢手術はメスで切る部分も小さく日帰りで手術を行うことができます

手術時間も短く済む手術です。

ただ去勢手術をしてしまうと繁殖することはできません

愛犬の子供がほしいと考えている方は一度しっかり考えてから検討しましょう。

 

犬が前立腺肥大症になってしまったら

愛犬が病気になったとき慌ててしまうことも多いです。

 

愛犬が前立腺肥大症になったら

・治療方針について相談する
・定期的な健康診断

などをすることがおすすめです。

 

前立腺肥大は症状が出ていなければ治療をせずに様子を見ることもあります。

ただ今後悪化する可能性があるため「去勢手術」をすすめられることがほとんどです。

そのため今後の治療方針についてしっかり相談しましょう。

 

前立腺肥大症はシニア犬にかかりやすい病気です。

シニアになると心臓や腎臓などの他の臓器の病気や腫瘍なども発症しやすくなります

そのため定期的に健康診断を受けて病気の早期発見につなげるようにしましょう。

 

他にも犬の健康を維持するために

・規則正しい生活
・栄養の高い食事
・衛生的な生活環境
・十分な睡眠
・十分な運動量

などに気をつけることもおすすめです。

補足:犬の前立腺肥大はペット保険で補償される?

犬の前立腺肥大の治療で推奨される去勢手術等は通常、ペット保険では補償されません。

去勢手術が健康体に行う予防のための行為だからです。ただし、前立せん肥大のように既に症状があって治療の一環として去勢手術が行わられる場合、補償の対象となることが多いです。

保険会社によって若干の違いがあるため、重要事項説明書や保険約款を確認してみて下さい。

 

よくある質問

犬の前立腺肥大症は治る?

前立腺肥大症は前立腺は腫れる病気です。男性ホルモンの影響を受けるため去勢手術をすることで治すことができます。しかし去勢手術は全身麻酔を必要とするため手術ができない場合は治ったとしても再発することがあります。今後の治療方針についてはかかりつけの獣医師としっかり相談しましょう。

犬の去勢手術は若いうちにするべき?

去勢手術はオス特有の病気を予防することができるためしておくことをおすすめします。手術では全身麻酔をするため健康状態に問題のない若いうちにすることが望ましいです。

ペット保険は必要?

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

【犬の前立腺肥大の病気について!原因や治療法について】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・犬の前立腺肥大症の病気について
・前立腺肥大症の原因や症状
・愛犬が前立腺肥大症になったときの対処法
について解説してきました。
犬の前立腺肥大症はオス犬特有の病気です。
「排尿困難」「血尿」などの泌尿器症状が多く見られ放置すると他の臓器にも影響を与える可能性があります。
前立腺肥大症は「去勢手術」を行うことで予防することができます。
高齢になってからの手術は麻酔のリスクもあがるため若いうちに去勢手術を検討することをおすすめします。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。