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犬の眼瞼炎の治療費はいくら?まぶたや目の周りの腫れ等の症状も解説

2023年9月22日

犬の保険

犬の眼瞼炎の治療費はいくら?まぶたや目の周りの腫れ等の症状も解説サムネイル
犬の眼瞼炎の治療費は1~2万円程度ですが、悪化すると結膜炎等になり更に治療費がかかります。まぶたや目、目の周りが腫れている等の初期症状で早めに動物病院に行くことが重要です。
愛犬のまぶたが腫れているとき「眼瞼炎」を発症している可能性があります。
では眼瞼炎はなにが原因で治療費はどれくらいかかるのでしょうか。

この記事では

・犬の眼瞼炎という病気について
・犬の眼瞼炎の症状や原因
・犬の眼瞼炎の治療法や治療費
について解説します。
最後までお読みいただければ、「犬の眼瞼炎という病気」「犬の眼瞼炎の治療法や治療費について」わかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


犬の眼瞼炎とはどんな病気?

犬の眼瞼炎は「瞼の一部や全体・また瞼の周辺部分が炎症を起こしている病気」です。

眼瞼とはまぶたのことを言います。

炎症を起こしていると痒みや痛みが見られるため犬も気にします。

足で顔周りを引っ掻くため目を傷つけてしまう可能性もあります。

 

犬の眼瞼炎の症状

犬の眼瞼炎はまぶたが炎症を起こすため目まわりに症状がみられます。

ここでは「犬の眼瞼炎の症状」について解説します。

 

目ヤニが出る

犬の眼瞼炎の症状として「目ヤニがでる」ことがあげられます。

目ヤニは眼瞼炎の初期段階でみられる症状です。

目ヤニは取り除いてしまえばいいのですが量が増えてくると目が開かなくなることもあります。

さらに目ヤニをそのまま放置すると皮膚炎を引き起こすこともあるため注意が必要です。

 

瞼の腫れ・赤み

犬の眼瞼炎の症状として「瞼の腫れ・赤み」があげられます。

瞼が腫れると違和感があります。

何度もまばたきをし気にして顔周りを引っ掻くこともあります。

 

片方だけ腫れることもあれば両方腫れることもあり症状の出方は異なります

目周りの毛が抜けることもあります。

痛みもみられるため早めに対処しましょう。

 

目を擦る

犬の眼瞼炎の症状として「目を擦る」があげられます。

前足や壁を使って目を擦ります。

目を擦る行動により目が傷つくこともあるため注意が必要です。

 

目周りの皮膚炎

犬の眼瞼炎の症状として「目周りの皮膚炎」があげられます。

眼瞼炎が進行すると目周りが皮膚炎を引き起こします。

放置するとさらに進行し慢性化してしまうため早めに治療を受けましょう。

 

犬の眼瞼炎の原因

犬の眼瞼炎はなぜ起こるのでしょうか。

ここでは「犬の眼瞼炎の原因」について解説します。

 

細菌感染・真菌感染

犬の眼瞼炎の原因は「細菌感染や真菌感染」です。

犬の皮膚には常在菌と呼ばれる菌が存在しています。

目周りの状態により細菌が繁殖し細菌感染を引き起こします。

 

虫刺され

犬の眼瞼炎の原因は「虫刺され」です。

目周りは蚊などの虫に刺されやすい部位となります。

お出かけや散歩をしているときに刺されることがあり刺されたことによるアレルギー反応で腫れが起きます。

虫刺されから炎症が起こり細菌や真菌感染が起こるケースもあるため早めに対処しましょう。

 

寄生虫感染

犬の眼瞼炎の原因は「寄生虫感染」です。

疥癬やニキビダニ(毛包虫)などの寄生虫に感染されると眼瞼炎を発症することがあります。

ニキビダニは健康な状態でも皮膚で生息しており免疫力の低下や基礎疾患などが原因で発症することがあります。

 

角膜・結膜の異常

犬の眼瞼炎の原因は「角膜・結膜の異常」です。

・角膜炎
・結膜炎
・ドライアイ
・逆さまつげ

などが原因で発症することがあります。

眼瞼炎だけでなくこれらの疾患に対しても治療が必要となります。

早めに治療を受けることがおすすめです。

 

免疫介在性

犬の眼瞼炎の原因は「免疫介在性の病気」です。

免疫介在性疾患とは自分の免疫が過剰に働いてしまう病気です。

自分の体に対しても攻撃するため免疫をコントロールする必要があります。

 

犬の眼瞼炎の主な治療法と費用

犬の眼瞼炎は命に関わる状態に陥ることはありませんが痛みや痒みがみられるため早めに対処することが望ましいです。

ここでは「犬の眼瞼炎の主な治療法と費用」について解説します。

 

細菌感染や真菌感染

細菌感染や真菌感染に対する治療法として「抗菌薬の投与」が行われます。

抗菌薬の

・内服薬
・軟膏
・点眼薬

などが処方されます。

場合によっては培養検査を行い細菌の種類を特定する検査も行われます。

獣医師さんに指示された量や投薬回数をしっかり守り治療しておきましょう。

 

虫刺され

虫刺されに対する治療法として「抗炎症薬の投薬」が行われます。

まず皮膚の炎症を抑えるために抗炎症薬を投薬します。

細菌感染が起こっている場合は抗菌薬の投薬もあります。

 

疥癬症、毛包虫症

疥癬症や毛包虫症に対する治療法として「殺ダニ剤の投与」が行われます。

寄生虫の種類により殺ダニ剤は異なります。

投与量や投薬方法をしっかり守りましょう。

 

角膜や結膜の異常

角膜や結膜の異常に対する治療法として「眼科疾患に対する治療」が行われます。

まず角膜や結膜の異常を解決する必要があります。

どんな眼科疾患が原因になっているか調べ治療をすすめていきます。

 

免疫介在性

免疫介在性に対する治療法として「免疫抑制剤の投与」が行われます。

自分の体が原因なため治療も長期的になります。

自分の判断で投薬をやめてしまうと状態が悪化する可能性があるため注意しましょう。

擦るのを防御する

自分で擦ってしまう場合は「犬が擦らないようにする」ことが望ましいです。

眼瞼炎では痒みや痛みがみられるため気にして顔周りを引っ掻いてしまいます。

引っ掻くことで病状が悪化することもあるため擦らないように対処しましょう。

 

対処法としては「エリザベスカラー」がおすすめです。

エリザベスカラーをつけることで完治までしっかり守ることができます。

慣れないうちは犬も気にしますが慣れればつけていても問題なく生活することが可能です。

犬の眼瞼炎の治療費

眼および付属器の疾患・年 齢 別 の 年 間 診 療 費 ( 1 頭 あ た り )
0歳1~4歳5~8歳9~12歳
中央値6,4807,60010,59415,120
平均値 16,34019,91031,85940,592

※参考:アニコム損保「家庭どうぶつ白書2019

眼および付属器の疾患の年間診療費の平均値は1.6~4万円前後です。

年齢を重ねるごとに治療にかかる費用も上がっていきます。

軽い眼瞼炎であれば数回の通院で治療が終わることもありますが悪化している状態では治療が長引くケースもあります。

 

結膜炎(結膜浮腫含む)・通院
1 頭あたりの
年間診療回数
1 頭あたりの年間診療費
中央値(円)
1 頭あたりの年間診療費
平均値(円)
1.96,37222,883

※参考:アニコム損保「家庭どうぶつ白書2019

結膜炎を併発している場合には年間診療費の平均値として22,883円でかかってきます。

眼科疾患では治療に目薬が処方されることがあり自宅でのケアも必要となります。

自宅でできない場合は通院して処置してもらうこともあるためさらに治療費もかさみます。

治療費を抑えるためには早めに治療を受けることが望ましいです。

 

犬の眼瞼炎の予防方法

犬の眼瞼炎を予防する方法として

・顔周りを清潔に保つ
・早期治療を心がける

などがおすすめです。

顔周りを清潔に保つことで眼瞼炎になりにくい状態に保つことができます

さらにこまめにケアすることで異常にも気が付きやすくなります。

 

清潔に保つ方法としては清潔なガーゼを水で濡らし優しく拭き取り乾いたガーゼで拭き取ることです。

定期的に行うことで犬も顔周りを触られることに対して抵抗しなくなります。

自宅での治療が必要になったときにも役立つためこまめに行うことをおすすめします。

 

さらに早期発見早期治療もおすすめです。

何か気になることがあれば早めに動物病院を受診しましょう。

病気をすぐに治療することで治療費を抑えるだけでなく犬への負担も軽減することができます。

 

眼瞼炎になりやすい犬種

眼瞼炎はどんな犬にも発症することがあるためなりやすい犬種というものはありません

しかし発症しやすい犬の特徴というものはあります。

 

犬の眼瞼炎になりやすい犬の特徴として

・子犬
・免疫力の低い犬
・皮膚炎を患っている犬
・アレルギー体質の犬

などがあげられます。

基本的にどんな犬でも発症するため気をつけなければいけません。

ただ子犬や免疫力の低い犬は体調を崩したときに併発することがあるため注意しましょう。

 

さらに皮膚疾患やアレルギーを持っている犬も顔周りを引っ掻く行動を取るため注意が必要です。

顔を傷つけたことがきっかけで発症することもあるため皮膚疾患のコントロールもしっかりしていきましょう

 

よくある質問

犬の眼瞼炎は自然治癒する?

眼瞼炎は軽いものであれば自然に治ることもあります。しかし放置すると重症化することもあるため動物病院で治療を受けることをおすすめします。

目頭が赤いときはどうしたらいい?

目頭が赤いときは早めに動物病院を受診しましょう。犬が気にして引っ掻き病状が悪化することもあるため、受診までは犬が引っかかないようにエリザベスカラーなどをつけておくことをおすすめします。

ペット保険は必要?

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

 

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【犬の眼瞼炎はどんな病気?症状や治療費について】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・犬の眼瞼炎という病気について
・犬の眼瞼炎の症状や原因
・犬の眼瞼炎の治療法や治療費
について解説してきました。
犬の眼瞼炎は何らかの原因により瞼が炎症を起こしてしまう病気です。
眼瞼炎では痒みや痛みがあるため犬も痒がり顔をひっかき目を傷つけてしまうこともあります。
眼瞼炎にかかる治療費は病状にもよりますが1~2万円程度です。
悪化している状態ではこれ以上かかることもあるため早めに治療を受けることをおすすめします。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。