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犬の留守番は何時間まで?ケージは使うべき?ストレス等も解説!

2023年8月17日

犬の保険

犬の留守番は何時間まで?ケージは使うべき?ストレス等も解説!サムネイル

犬が留守番できる時間は年齢や個体差もありますが3~長くとも10時間程度が限界になります。ストレスや分離不安症になるリスクもあり、上手に留守番させるには工夫と躾が必要です。

犬を留守番させることに不安を抱く飼い主さんは多いのではないでしょうか。しかし、仕事や学校、買い物など犬を長時間する番させなくてはいけないこともあるでしょう。

この記事では

・犬が留守番できる時間
・犬を留守番させるポイント
・犬が留守番するときのストレス
について解説します。
最後までお読みいただければ、犬の留守番についてわかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。

犬は何時間まで留守番できる?

犬はいつごろからどのくらい留守番できるものなのでしょうか?ここでは月齢による留守番時間などを解説します。

 

子犬の時期に留守番できる時間

子犬の時期は1日の食事の時間を細かく分けて与える必要があります。

1回に多くの食事を与えてしまうと、消化器官が未発達のため胃腸の調子が悪くなりやすいことや、空腹の時間が長くなることがストレスになってしまうためです。

また、こまめに食事を摂らなければ低血糖になる可能性もあります。

食事の回数が増えることでトイレの回数も増えます。

そのため、子犬の時期に1匹で長時間留守番させることは難しいです。生後半年くらいまでは、3~5時間程度の留守番が適切です。

しかし、この時期にお留守番に慣れさせないと、成犬になっても留守番が苦手になってしまう可能性があります。

最初は短時間から、少しずつ留守番に慣れさせるように計画するようにしましょう。

 

留守番の訓練を受けた犬で10時間

犬が留守番できる時間は個体差もありますが、訓練を受けた犬であれば10時間程度の留守番は可能です。

犬を1匹だけ残して留守番させるのはかわいそうだと思われる方もいるかもしれません。

しかし、犬と一緒に暮らしている方のおよそ80%が犬だけで留守番をさせているというデータもあります。

また、犬が1匹でいることがさみしいのではないか、と思われている方も多いかかもしれません。

しかし、ペットカメラを設置して観察してみると、マイペースに昼寝をしたり遊んだり、犬も犬なりのお留守番をきちんと過ごせるようになるものです。

犬と人が一緒に暮らしていくためにも、お互いに依存しすぎない適切な距離を持つことも大切です。

 

体調やその子にあった時間で留守番させることが大事

シニアになってきても長時間の留守番は可能です。

しかし、シニアになると体調がすぐれなくなることが多くなり、体の不調や思ったように動けないことに不安を抱くようになり、長時間の留守番が苦手になってしまう犬も多くいます

また、飼い主が外出している間に急に体調不良になる可能性もあります。

それでも留守番をさせなくてはいけない場合は、ペットカメラなどで犬の状態を確認できるような環境を作るなど、犬の状態に合わせた留守番方法を考えてあげるようにしましょう。

飼い主さんもできるだけ外出を短時間にするなど、犬の体調に合わせた環境を作ることが重要です。

 

犬が留守番するときにクレートやケージは必要?

犬は元々暗くて狭い場所で落ち着く性質があります。

その習性にクレートはぴったりです。

ケージの場合はタオルや毛布を掛けるなどして少し暗くしてあげると落ち着きます。

しかし、ケージやクレートに慣らしておかなければ、逆に苦痛に思ってしまったり、クレートやケージを用意しても全く使わなくなってしまいます。

また、無理矢理ケージやクレートに閉じ込めてしまうとストレスになってしまうので注意が必要です。

犬の心地よい環境を作るためにも、事前にクレートトレーニングをするようにしましょう。

 

クレートトレーニングの方法

クレートトレーニングはまずクレートの中におやつやおもちゃを入れます。

その際、おやつやおもちゃをクレートの中に入れている様子を犬に見せてあげてください。

そのまま扉を閉めて犬の様子を観察し、犬が入りたそうなしぐさをしたら扉を開けましょう。

最初は扉の中に顔をいれるだけで十分です。

このトレーニングを繰り返していくと、犬がどんどんクレートの奥に入るようになっていきます。

全身が入り、向きを変えて外に出てこようとしたら、扉の前でおやつをあげてたくさんほめてあげてください。そうすることで、クレートに入ればご褒美があると学習します。

クレートに自分から入るように、「クレート」「ハウス」などの号令を言いながらおやつを上げてください。クレートとご褒美、号令を一緒に学んでいきます。

扉を閉めるのは犬が自分で出てこなくなるまで待ちましょう。ここで扉を閉めたことに嫌悪感を感じると、ここまでのトレーニングが無駄になってしまいます

扉を閉めても中で落ち着くことができるようになったら、トレーニングの終了です。

このトレーニングはクレートだけでなくケージでも行えます。

このトレーニングを行うことで1匹で落ち着く場所を得ることができ、犬も安心して留守番ができます。

 

犬に留守番をさせるときのポイント

犬がストレスを感じず、安全にお留守番をできるようになるためにも、飼い主さんが気を付けてあげるポイントがあります。

ここでは飼い主さんが犬を留守番させるときに気をつけるポイントについて解説します。

 

まずは短時間から慣れさせよう

いきなり長時間留守番させると、犬が不安を抱いてストレスを感じてしまうことがあります。

ストレスで自分の手や足を噛み続けることがありますし、飼い主が出かけるそぶりを見ただけで大声で鳴く犬もいます。

そうならないためにも、まずは短時間の留守番から始めるようにしましょう

また、出かける準備をしたとしてもなかなか出かけない様子を見ることで、いざ飼い主が出かけてもあわてずにいることができるようになります。

また、出かける前に犬を過剰にかまうこともしないようにしてください。

あくまでも飼い主が平静を持って行動し、外出に気づかないことが重要です。

出かける時間は30分程度から始めてみましょう。外出してもすぐ戻ることを繰り返してください。

そして、徐々に外出する時間を増やしてみましょう。

1日に何度も家の出入りを繰り返すと、留守番に早い時期に慣れることがあるので、試してみるのもよいでしょう。

外出して家に戻ったときはすぐに犬をほめるのではなく、片付けなどをして犬が落ち着いた状態になってからほめてあげてください

犬は飼い主が戻ったことに大喜びするでしょうが、それをあえて無視して犬が落ち着くのを待つことがポイントです。

 

ひとり遊びをさせる

留守番中に犬がいたずらしてしまって困る、という話を良く聞きますが、これは留守番の時間を退屈に感じてしまうなど時間の使い方を知らないためです。

犬が留守番中に上手に時間を使えるように、1匹でも遊べるようになることが重要です。

今では犬の知育おもちゃがたくさん販売しているので、それをうまく使うとよいでしょう。

例えば、転がしたり触ったりすることでおやつが少しずつ出てくるものなどがおすすめです。

また、留守番の時に使うおもちゃは、留守番の時にしか使わないなどメリハリをつけることも重要です。

飼い主が出かけるときに遊ぶことに夢中になっていれば、その後も落ち着いて留守番してくれます。

 

犬との適度な距離感を保つ

犬と飼い主が依存しあってしまうと、いざ犬に留守番をさせたときに大きな不安を抱えてしまいやすくなります。

普段からお互いに別々に過ごす時間を作るなど、必要以上に構いすぎない距離感を保っておくことが大切です。

 

犬が安心できる環境作りをする

犬が安心して留守番できるような環境を飼い主さんが作ってあげることが重要です。

そのためにも以下の事柄に気を付けるようにしましょう。

水やフードは十分に用意する

水やフードが無い状態にならないように、量は十分に用意しておきましょう

水やフードを入れる器は、ひっくり返したりこぼしにくい安定性があるものにしてください。

フードを用意しても一気に食べてしまう場合は、自動給餌器を用意すると良いでしょう。

自動給餌器にはタイマーがあり、指定した時間に決められた量が排出されるため、食べ過ぎる心配もありません。

また、いつでも新鮮な水を飲むことができ、水が切れることもない自動給水器もおすすめです。

自動給餌器や自動給水器は、普段から使用して犬が警戒しないようにしましょう。

そうすることで犬が実際に使用しているか、誤作動が無いかなどの確認ができます。

しかし、自動給餌器や自動給水器は充電切れや停電時に使用できなくなるものもあるため、万が一の場合に備えて予備の器にフードや水を用意しておくとよいでしょう。

 

部屋の温度管理

犬の体には汗腺という汗をかく機能がないため、体温調整が苦手です。

犬を留守番させるときにはエアコンを上手に使って部屋の温度を一定に保てるようにしましょう

犬が快適に過ごせる温度は22~24度程度だとされています。また、湿気にも弱いので注意が必要です。

 

部屋を片付ける

犬が誤飲誤食をしないように、出かける前は部屋を片付けるようにしましょう。

特に電気コードには注意が必要です。

いたずらで電気コードをかじってしまうと、そこから感電したり火災を起こすことがあります。

犬の届くところに危ないものが無いように、出かける前は部屋の中を十分にチェックするようにしてください。

 

普段過ごす環境と変わらない状態にする

例えばいつも電気がついていたり、TVがついている場合は、同じ状態で留守にする方が犬が安心して過ごすことができます。

犬は環境が違うことでもストレスを感じてしまいがちです。

人間がそのくらいのこと、と思っていることでもストレスを感じてしまうことが多くあります。

できるだけ普段と同じ環境にして留守番をさせるようにしましょう

 

出かける前に散歩や運動をさせる

留守番をさせる前に散歩や運動をさせて体力を適度に消費させておくことで、昼寝をさせることができるなど、リラックスして留守番させることができます

また散歩でしか排泄しない犬の場合は、体調を崩す心配をすることもなくなるのでおすすめです。

 

在宅中には充分なスキンシップを

基本的に犬は留守番を好みません。誰かと一緒にいるほうが安心して過ごせる生き物です。

適度な距離感は必要ですが、こまめにスキンシップをとることで犬が安心して過ごせる環境にしてあげることも、大切です。

 

犬の留守番時に気を付けたいこと

犬の留守の時に思わぬ事故が起こることがあります。

そうならないためにも、飼い主が出かける前に部屋の中を十分チェックすることが重要です。

 

火事などの事故

家電製品などによる事故はペットや虫などを原因としても起こります。

先にも説明した電気コードのいたずらだけでなくコンロのスイッチを入れてしまって火災が起きたというケースも実際に起こっています。

そんな場所は触れない、という高さにある場合でも、留守にする場合はガスの元栓や電気機器のロックなどはきちんと行うようにしましょう

 

病気やケガ

犬を留守番させていると、何らかの事故でケガをしてしまったり、体調不良になってしまったことに気づかないことがあります。

一緒にいるときは犬の体を触ったり、犬に異常が無いかを十分に確認するようにしましょう

 

犬が留守番中に抱えるストレスは?

犬が上手に留守番ができない場合は、飼い主がいないことで極度の不安を覚える「分離不安症」である可能性があります。

 

犬の分離不安はどのような状態?

犬が分離不安症になってしまうと、以下のような問題行動を起こすことがあります。

・吠え続ける
・粗相を繰り返す
・物を破壊するなどのいたずら行動を起こす
・自分の体を噛んだり毛をむしったりする
・下痢や嘔吐など体調不良になる 等
上記のような行動が留守番をさせるたびに起こるようであれば、飼い主がしっかりと対応してあげる必要があります。

分離不安の原因は?

犬が分離不安症になってしまうことには様々な原因が考えられます。

・留守番中に怖い思いをした
・飼い主に対する過剰な愛着
・加齢により視力や聴力が低下した
・疾患によるもの 等
加齢や病気である場合は病院で獣医に相談し、適切な対応ができるようにしましょう。
犬の健康状態に問題が無い場合は、分離不安を解消するためのトレーニングが必要です。

分離不安と考えられる場合は克服トレーニングが必要

分離不安症は放っておいても治らず、逆に悪化していくこともあります

そうならないように、飼い主さんがトレーニングを行い、1匹でも安心して留守番できるようにしてあげましょう。

リラックスシグナル

リラックスシグナルとは、普段飼い主さんと一緒にいて犬がリラックスできるように、特定の物と関連づけることで同じようにリラックスできるようにすることです。

普段犬がリラックスしている状態に、飼い主さんの匂いのついた服がそばにあることや長く遊べるおもちゃがあるなど、同じ刺激を与えるようにしましょう。

すると飼い主さんがいなくても同じ状況に置かれることでリラックスすることができるようになります。

 

フォーマットトレーニング

フォーマットトレーニングとは犬にしつけとして覚えさせる「アイコンタクト」「おすわり」「待て」といった行動です。

これは犬が自分の要求を通すために無駄吠えするのを防ぐことができます。

鳴いても自分の要求が通らないことを覚えさせるためにも、普段から飼い主さんが徹底してしつけることが重要です。

 

犬の留守番時に役立つグッズ

犬の留守番は短時間の方が良いですが、飼い主さんの仕事や通学などの事情からどうしても長時間になってしまうことがあります。

しかし、留守中に何もなく無事に過ごせるとは限りません

万が一のことも考えて、以下のような方法を検討することも大切です。

 

見守りカメラ

留守中に犬が何をしているのか気になる飼い主さんは多いのではないでしょうか?

今では数多くの見守りカメラが販売されており、スマートフォンと連動しているものやカメラを遠隔操作できるものなどがあります。

中にはスマートフォンから声掛けできるものや映像を録画できるものもあるので、防犯の意味で役立てることも可能です。

 

長時間の留守番なら預けることも考慮して

犬は基本的に長時間の留守番が苦手ですし、飼い主が泊まりで用事がある場合は家で留守番させるのは健康面を考えても良いことではありません

長時間留守にする場合は、家で留守番させるのではなく、以下のような方法を検討してみてください。

 

友人や知人に頼む

犬を長時間留守番させるときは、フードや水の補充だけでなく、トイレの片づけや散歩をどうするのか考える必要があります。

犬によって慣れていない人を警戒したり、一緒にいることがストレスになる場合もあるため、犬と面識があり、犬のお世話に慣れている方に頼むようにしましょう。

 

ペットシッター

環境が変わることにストレスを感じてしまう犬の場合や、急な外出でペットホテルを予約できなかった場合などは、ペットシッターに依頼すると良いでしょう。

急な外出時のために、事前に自分の家に来てくれるペットシッターがいるかどうかを探しておくようにしてください

 

動物病院やペットホテルを利用する

周囲に犬のお世話を頼めない場合は、動物病院やペットホテルに預けるようにしましょう。

中には預けている間にトリミングやトレーニングをしてくれたり、設置されているペットカメラの映像を自分のスマートフォンで確認できるなど、さまざまなサービスを用意しているところもあります。

自分の犬にふさわしいサービスがあるところを事前に探しておきましょう。

 

これから飼うことを考えているなら

共働きや一人暮らしなど、これから犬を飼いたいけれど犬に長時間の留守をさせてしまうことがわかっている場合、まずは自分のライフスタイルの見直しが重要です。

 

帰宅後に犬のお世話ができるか

仕事などで疲れて帰ってきて犬のお世話がきちんとできない人は犬を飼うのはやめましょう

犬のお世話はフードと水をあげればよいわけではありません。

散歩・ブラッシング・歯磨きなど日常のケア、予防注射のスケジュール、シャンプーやトリミングなど数々のお世話が必要になります。

また、急に体調不良になってすぐに動物病院に連れて行かなくてはいけなくなることもあるでしょう。

フレックスやテレワークなど柔軟な働き方が出来たり、シフト制で家族で時間をずらして仕事や通学をする、会社が家から近いなど、さまざまなことに対処しやすい場合に犬を飼うようにすることをおすすめします。

 

留守番が得意な犬種を選ぶ

日本犬やレトリーバー種、チワワ、シーズーなど独立心が強い犬種は留守番に向いているとされています。

しかし、個体差があるため、あくまでも参考程度にしておきましょう。

 

生後半年以上の犬を選ぶ

ある程度成長していると、ブリーダーペットショップでしつけが終わっている場合があります

ただし、中にはしつけをしていない場合もあるので注意が必要です。

 

よくある質問

犬の留守中にはケージやクレートが無いとだめですか?

子犬のうちは歯がかゆいためさまざまなものに噛みついたり、好奇心から飼い主が思ってもいないような事故を起こすことがあります。そのため、ケージで過ごさせる方が安全に過ごすことができるでしょう。しかし、月齢を重ね留守番にも慣れてきたら、部屋の中の危険なものを片付けたうえでフリーにしておくこともできます。

帰宅したら犬が大騒ぎしておしっこしてしまいます。

できれば興奮しているときは構わない方がよいので、飼い主さんも騒ぐのではなく、冷静に淡々と片づけをするようにしましょう。大騒ぎしているうちは構ってくれないことを覚えさせることが重要です。

ペット保険は必要?

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

 

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

【犬の留守番は何時間?ケージは使うべき?など留守番方法について解説】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・犬の留守番の時間は訓練を受けた犬で10時間程度
・犬を留守番させるときは安心して過ごせる環境作りをする
・犬が留守番しているときに事故が起きないように飼い主が気を付ける
上記について解説してきました。
犬が上手に留守番できない場合、犬だけでなく飼い主にも責任があります。
犬がストレスを感じずに留守番をできるように、飼い主さんがトレーニングでしつけたり、安心できる環境にしてあげることが重要です。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。