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犬にゆで卵を与えても大丈夫?メリットや注意点を解説

2024年1月26日

犬の保険

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卵にはたくさんの栄養が含まれています
そのため犬に与えたいと感じることもあるでしょう。
しかし栄養価が高い食べ物だからといってむやみに与えることは危険です。
では「ゆで卵」は与えることができるのでしょうか

この記事では

・犬にゆで卵を与えてもいいのか?
・ゆで卵の栄養や与えるメリット
・ゆで卵を与えるときの注意点
について解説します。
最後までお読みいただければ、「犬にゆで卵を与えてもいいのか」「犬にゆで卵を与えるときの適量や注意点」についてわかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


犬にゆで卵を与えても大丈夫!

犬にはゆで卵を与えても問題ありません

しかし卵の状態によっては犬が体調を崩す可能性があるため注意が必要です。

特に「生や半生」の状態で与えるのやめましょう

しっかり加熱し茹でてから与えましょう。

生卵の白身に注意!

生卵の白身には「アビジン」という成分が含まれています。

「アビジン」は「ビオチン」と結合する性質があり「ビオチン」の吸収を阻害してしまいます。

 

ビオチンは皮膚や被毛に必要なビタミンなので欠乏すると

・貧血
・皮膚炎
・湿疹
・皮膚の赤み
などの症状が見られる可能性があります。
少量であれば症状もなく問題ないこともありますが過剰に症状がでてしまうこともあるため注意が必要です。
しっかり加熱処理をすれば問題ありません

子犬やシニア犬は?

子犬やシニア犬にゆで卵を与えても問題ありません

栄養価が高い食材なのでごはんのときに少し与えることもおすすめです。

 

ただ子犬やシニア犬は消化や吸収機能が成犬より低下していることがあります。

そのため食べやすいように細かくカットし与えましょう。

与えたあとに体調を崩すことがあれば与えるのをやめかかりつけの動物病院を受診することをおすすめします。

持病のある犬は?

持病がある場合はかかりつけの獣医師さんに相談してから与えましょう。

 

病気によってはたんぱく質を与えることにより病状が悪化してしまうことがあります。

さらに治療がうまくいかない原因になることもあるため必ず確認してから与えましょう。

 

ゆで卵に含まれている栄養素は?

卵には栄養価の高い食材と言われていますがどんな栄養が入っているのでしょうか。

ここでは「ゆで卵に含まれている栄養素」について解説します。

たんぱく質

ゆで卵にはたんぱく質が豊富に含まれています。

たんぱく質は体の臓器や筋肉を作るために必要な栄養です。

免疫力を上げる効果も期待できるためたんぱく質はしっかり摂取することが望ましいです。

ただ過剰に与えてしまうと肝臓や腎臓などの臓器に負担がかかるため注意しましょう。

脂質

ゆで卵には脂質も含まれています。

脂質もたんぱく質同様体を作るために必要な三大栄養素の一つです。

脂質は細胞膜や神経細胞などを構成しています。

さらにエネルギー源にもなります。

脂質は嗜好性をあげる効果もありますが過剰に与えてしまうと肥満になりやすくなるため注意が必要です。

ビオチン

ゆで卵にはビオチンも含まれています。

ビオチンはビタミンB群の一つで水溶性ビタミンです。

ビオチンは皮膚や粘膜などを健康に保つ働きがあります。

他にはエネルギー代謝に関与します。

水溶性ビタミンはたくさん与えても排泄されてしまうため適切な量を与えることが望ましいです。

セレン

ゆで卵にはセレンも含まれています。

セレンはミネラルの一つです。

セレンには強い抗酸化作用が含まれています。

そのため老化や心血管疾患を予防する効果が期待できます。

ゆで卵にはも含まれています。

鉄は赤血球を作るのに使われる他は肝臓に貯蔵されます。

赤血球は全身に酸素を送るために必要なものです。

鉄は貧血などを防ぐためにも効果が期待できます。

ビタミンB2・B12

ゆで卵にはビタミンB2・ビタミンB12も含まれています。

これらはビタミンB群の中の一つで水溶性ビタミンです。

 

B2は主に皮膚や粘膜の健康維持などに効果が期待できます。

栄養素をエネルギー源に変換するときに働きます。

B12はヘモグロビンを助ける働きをします。

 

ビタミンも健康的な生活を送るためにはなくてはならない栄養素です。

しかし水溶性ビタミンは過剰に与えると排泄されてしまいます。

 

良い働きをする栄養素でも適量というものがあります。

逆に他の栄養の機能を阻害してしまうこともあるためバランス良く与えることが大切です。

犬にゆで卵を与えるメリットは?

ゆで卵にはたくさんの栄養が含まれていることがわかりましたが犬に与えるとどんなメリットがあるのでしょうか。

ここでは「犬にゆで卵を与えるメリット」について解説します。

良質なたんぱく質を摂取できる

ゆで卵を与えるメリットとして「良質なタンパク質の摂取」があげられます。

たんぱく質は犬にとって健康的な生活を送るために必要な栄養素です。

犬には高タンパク質低炭水化物食が望ましいです。

ゆで卵にはたくさんのたんぱく質が含まれているため効率的に与えることができます。

少量でも高い栄養を補給できる

ゆで卵を与えるメリットとして「少量でも高い栄養を補給できること」があげられます。

食欲がない犬や食が細い犬などはより効果的に栄養を補給することができます。

術後や病気の回復期などにもおすすめな食材です。

ただ病気によっては与えることを控えたほうがいい場合もあるためかかりつけの獣医師さんに確認してから与えましょう。

ゆで卵を食べてアレルギーは起こる?

ゆで卵は栄養価が高く積極的に食べさせたいと感じる方もいるかも知れません。

しかしゆで卵を食べることによりアレルギーを引き起こす可能性もあります。

ここでは「ゆで卵を食べてアレルギーは起こるのか」について解説します。

犬が卵アレルギーを起こした場合の症状

どんな食べ物でもアレルギーを起こすことはあります。

 

アレルギー症状としては

・嘔吐
・下痢
・痒みや湿疹
・フケや脱毛

などがみられます。

 

中には食べた直後にショック状態になる可能性もあります。

そのため初めて食べる食材にはある程度注意が必要です。

 

特に

・アレルギー体質
・体調を崩している
・病気の治療中
・以前卵を食べて体調を崩した

などの犬は与えることを避けたほうがいいでしょう。

 

アレルギー症状は軽度のものから重度のものがあります。

初めて与えるときは

・かかりつけの動物病院が診療時間内
・午前中

に与えることをおすすめします。

犬が卵アレルギーを起こした場合の対処法

犬がアレルギーを起こしたときは

・卵を与えることをやめる
・動物病院に連絡

することをおすすめします。

軽度であれば症状が次第に落ち着くこともありますが病状が悪化する可能性もあります。

 

まず動物病院に愛犬の様子を伝え指示を仰ぐことをおすすめします。

動物病院を受診できるのであれば連れていきましょう。

 

犬にゆで卵を与えるときの一日あたりの適量は?

どんな栄養価の高い食材も1日の摂取量をしっかり守る必要があります。

ここでは「ゆで卵の1日あたりの適量」について解説します。

 

基本的に1日に必要なカロリー量の1割であれば問題ないと考えられています。

 

エネルギー量の計算方法は諸説ありますが

1日に必要なカロリー量(未避妊犬・未去勢犬)
・2kg・・・234kcal
・4kg・・・342kcal
・10kg・・・666kcal

程度です。

 

2kgの犬であれば23kcalであれば与えてもいいということになります。

卵一個60gのカロリー量は85kcalなので2kgの犬ならば16g程度なら与えても問題ありません。

ただ犬により個体差もあるため16gでも多いことがあります。

5g程度の少量から始め犬の調子を見ながら増やしていきましょう。

 

避妊手術や去勢手術をしている場合は代謝エネルギーが減少するため量を減らす必要があります。

他にもあまり運動をしなくなった場合やシニア期の場合も量を減らしましょう。

超小型犬

1日あたりの適量は「1/4個以下」程度です。

超小型犬にとっては少量でも喉につまらせる可能性があるため細かくカットしてから与えましょう。

小型犬

1日あたりの適量は「1/3個」程度です。

個体差により適量は異なるため様子を見ながら増やしていきましょう。

中型犬

1日あたりの適量は「1/2〜1個」程度です。

体が大きくてもゆで卵は愛犬の口のサイズに合うように細かくカットして与えましょう。

大型犬

1日あたりの適量は「1個」程度です。

まるまる1個与えてしまうのは危険ですので食べやすい大きさにしてから与えましょう。

 

犬にゆで卵を与えるときの注意点は?

ゆで卵は犬に与えることができる食べ物ですが与えるときに注意しなければいけない点もあります。

ここでは「犬にゆで卵を与えるときの注意点」について解説します。

毎日与えるのは避ける

ゆで卵を与えるときの注意点として「毎日与えること」は避けましょう

ゆで卵は栄養が豊富でカロリーも高い食材です。

そのため毎日与えてしまうとカロリーオーバーを起こし肥満になります。

与えるときはトッピング程度の少量与え数日起きに与えることをおすすめします。

加熱して与える

ゆで卵を与えるときの注意点として「加熱して与える」ようにしましょう

しっかり加熱処理されているゆで卵であれば問題ありません。

半熟の状態で与えるとビタミン不足を起こす可能性があるため注意しましょう。

やけどに注意

ゆで卵を与えるときの注意点として「やけど」に注意しましょう

ゆで卵を与えるときは中まで冷ましてからにしましょう。

大きさに注意

ゆで卵を与えるときの注意点として「大きさ」に注意しましょう

ゆで卵をそのまま与えてしまうと喉に詰まる可能性があります。

そのため細かく刻んでから与えましょう。

トッピングとして与える

ゆで卵を与えるときの注意点として「トッピング」として与えましょう。

ゆで卵は栄養価が高い食材ですが総合栄養食ではありません。

あくまでいつものご飯のトッピングとして与えるようにしましょう。

まずは少量ずつ与える

ゆで卵を与えるときの注意点として「少量ずつ与える」ようにしましょう。

初めての食材を食べるときはアレルギーや体調を崩す可能性があります。

そのため与えるときは小指の先程度の量を少しずつ与えるようにしましょう。

 

ゆでる以外の調理法で卵を与えてもいい?

ここでは「ゆでる以外の調理法で卵を与えてもいいのか」について解説します。

卵焼き、スクランブルエッグ、目玉焼き、オムレツなど

卵だけであれば問題ないこともあります

しかしネギや玉ねぎ、調味料などを使用する場合は与えてはいけません。

特にネギや玉ねぎはタマネギ中毒を引き起こす可能性があるため危険です。

油も控えることをおすすめします。

与えるときは十分に冷まし細かく刻み与えましょう。

温泉卵、生卵

温泉卵や生卵は与えることを控えることがおすすめです。

温泉卵の加熱では卵白に含まれるアビジンがまだ活性状態になっている可能性があります。

生卵は殻にサルモネラ菌が付着している可能性もあります。

愛犬の安全のためにも無理して与える必要はありません。

 

よくある質問

犬が卵好き。どれだけ与えてもいい?

愛犬が卵を好きでも1日に与えていい量はしっかり守りましょう。超小型犬:1日あたりの適量は「1/4個以下」程度、小型犬:1日あたりの適量は「1/3個」程度、中型犬:1日あたりの適量は「1/2〜1個」程度、
大型犬:1日あたりの適量は「1個」程度です。

レシピを見て作ったものを与えてもいい?

犬用のレシピであれば与えても問題ありません。しかし調味料やネギや玉ねぎなど犬が口にすると危険なものが入っていないことをしっかり確認しましょう。「犬にも与えることができる」と書いてあっても愛犬にとっては危険なこともあります。愛犬を守るためにも安全なものかどうか調べてから作ることをおすすめします。持病がある場合は一度かかりつけの動物病院で与えてもいいか確認しましょう。

ペット保険は必要?

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

【犬にゆで卵を与えても大丈夫?メリットや注意点】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・犬にゆで卵を与えてもいいのか?
・ゆで卵の栄養や与えるメリット
・ゆで卵を与えるときの注意点
について解説してきました。
ゆで卵はたんぱく質・鉄・ビタミンなどの栄養が豊富に含まれています
少量でもしっかり栄養を補給することができるためシニア犬にもおすすめです。
ゆで卵は与える量や注意点をしっかり踏まえて与えるようにしましょう。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。