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犬の片目がしょぼしょぼ?原因や考えられる病気、対処法について解説!

2024年1月26日

犬の保険

犬の片目がしょぼしょぼ?原因や考えられる病気、対処法について解説!サムネイル

 

犬の片目がショボショボしている時、さまざまなことが原因として考えられます。目に砂やホコリが入ってショボショボしていることもありますが、中には病気が原因で片目がおかしい状態のこともあるので注意が必要です。

犬は眠くて両目をショボショボさせることがありますが、片目だけショボショボしていたり半開きになっている場合は要注意です。
愛犬の片目がショボショボしていたら、目や目の周辺で何か異常が起こっているサインだと考えましょう。

この記事では

・犬の片目がショボショボしている時に考えられる原因
・犬の片目がショボショボしている時の目の病気
・犬の片目がショボショボしている時の対処法
について解説します。
最後までお読みいただければ、「犬の片目がショボショボしている時に考えられる原因」「犬の片目がショボショボしている時の対処法」がわかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


犬の片目がショボショボしている時に考えられる原因

犬の片目がショボショボしている時に考えられる原因はさまざまです。

まずは痛みやかゆみが伴っていないか、涙がたくさん出ていないか、目の中に砂やホコリなどの異物が入っていなかなどを徹底的にチェックしましょう。

目の中に異物を確認できたら、犬用の点眼薬などで洗い流して取り除きます。

無理に取ろうとすると、逆に愛犬の目を傷つけてしまう恐れがあります。もし取れない場合は、動物病院を受診してください。

ここからは、犬の片目がしょぼしょぼしている時、目の中に異物が入っている以外に考えられることを4つご紹介します。

考えられる原因①加齢

まずひとつめに考えられる原因は「加齢」によるものです。

高齢犬になると、体だけでなく目の周りの筋肉も衰え、片目だけショボショボすることがあります。

加齢による筋肉の衰えで目に異常が生じているのなら、それほど心配する必要はありません。

目の周りを優しくマッサージしてあげると、筋肉がほぐれて少しは落ち着くのでおすすめです。

ただし、実際に加齢によるものなのかどうかを正しく判断をすることは難しいので、まずは動物病院で診てもらうようにしましょう。

考えられる原因②神経の病気

左右の表情が異なる時に、神経疾患の「ホーナー症候群」という病気が疑われます。

特徴は、顔の片側だけ、まぶたが垂れ下がって瞳孔が小さくなります。

別名「ホルネル症候群」と言い、眼の周りの交感神経の障害によって起こります。

この障害は、脳や脊髄の外傷、内耳炎や中耳炎、感性症、椎間板疾患(椎間板ヘルニア)などが原因で発症することで知られています。

しかし原因を特定することは難しく、原因不明の突発性であることが多いです。

原因が分かれば原因に対する治療を行います。突発性の場合は数か月すれば、自然治癒することがほとんどです。

脳神経系の病気が関わっていることもあるので、片目だけに異常が見られた時は、早めに動物病院を受診しましょう。

考えられる原因③腫瘍

片目だけショボショボしている時、「腫瘍」の可能性も考えられます。

鼻や目、口など顔のどこかに腫瘍が発生し大きくなってくると、顔の表情が左右で違うなどの影響が現れてきます。

腫瘍ができた場所によって症状が異なり、鼻腔内なら鼻水やくしゃみ、鼻血などが出ることがあります。

また、口腔内に発生した場合は、ご飯が食べづらくなることで食べる量も減ってくるでしょう。

腫瘍によって進行速度や悪性度は異なります。

愛犬の異変に気付いた時点で、早めに動物病院で診てもらうことが大切です。

考えられる原因④口腔内疾患

犬は口腔内の疾患が影響して、片目だけショボショボすることがあります。

犬は歯周病になりやすい動物です。

特に上顎の歯周病が悪化してしまうと、目の下が腫れてしまったり、歯や歯茎を支えている骨が溶けてしまうこともあります。

骨が溶けてしまうことで、そこに溜まった膿が目の下から出てくることもあるのです。

犬の口内はアルカリ性であるため、歯垢が歯石がになるのが人間よりも早く、3~5日ほどで歯石になってしまいます。

歯石の蓄積は、歯周病を引き起こす原因となります。

できれば毎日、少なくても3日に1回は歯磨きをして口腔内疾患の予防を行いましょう。

犬の片目がショボショボしている時の目の病気を紹介

犬の片目がショボショボやしぱしぱしている時、もしかしたら目の病気を患っているかもしれません。

目の病気は、放っておくと進行して、視力の低下や失明につながる可能性があるので、早めに治療を開始することが大切になります。

愛犬の目を日頃から観察するようにして、異変にすぐに気づけるようにしておきましょう。

目の病気①さかさまつ毛

さかさまつ毛は、通常は外側に向かって生えているはずのまつ毛が、眼球側に向かって生えてしまっているまつ毛のことを指します。

逆側に生えたまつ毛が眼球を刺激することで、犬は違和感や痛みを感じます。

さかさまつ毛があると、まばたきが増えて目をショボショボさせたり、目を細める、白目の充血、目やにの増加などが見られます。

気になって掻いてしまうと、目を傷つけてしまう可能性もあります。

まつ毛が眼球に刺激を与えることで、角膜炎などの病気を引き起こすこともあるでしょう。

さかさまつ毛は、軽度のものなら目薬による局所麻酔で抜くことができます。

ただし、再び生えてくればその度に抜かなくてはなりません。

飼い主さん自身が抜くことは危険なので、必ず動物病院で処置してもらうようにしてください。

状態によっては外科手術で、毛根ごと除去することもあります。

目の病気②緑内障

緑内障によって方目をショボショボさせたり、まばたきが増えることがあります。

緑内障は、目の中の水(眼房水)が溜まって、目の中の圧力が上昇することによって目の痛みや視覚障害を引き起こす病気です。

他にも、白目が充血している、片目を閉じる、瞳孔が開いている、目を気にしてこするなどの症状が見られたら、緑内障の疑いがあります。

緑内障になると、生涯にわたって進行していき、完治することはありません。

治療は、主に点眼薬や飲み薬を用いて眼圧の上昇を抑え、進行を遅らせることを目的に行います

治療が遅れると失明してしまうこともあるので、愛犬の目の異常や行動に気付いて、できるだけ早く動物病院で診てもらうことが大切です。

目の病気③結膜炎

犬の結膜炎は、文字通り、目の結膜に炎症が起きる病気です。

目の周りの毛による刺激や、細菌やウイルスによる感染症、アレルギー、外傷などさまざまなことが原因で発症します。

症状は、目の充血や腫れ、涙や目やにが増えるなどが挙げられます。

悪化すると角膜炎になることもあるので、早めに動物病院を受診してきちんと治療を行いましょう。

目の病気④ぶどう膜炎

犬のぶどう膜炎とは、目のぶどう膜に炎症が起きる病気です。

ぶどう膜とは、目の中の血管膜とも呼ばれ、血管に富んだ組織のことで、虹彩(こうさい)、毛様体(もうようたい)、脈絡膜(みやくらくまく)の3つを合わせた総称になります。

色が果物のブドウの皮のような色をしていることから付いた名前です。

目をショボショボさせる以外の主な症状は、涙や目やにが増える、瞳孔が小さくなる、白目の充血などがあります。

緑内障を併発し、視力低下や失明といった視覚障害が起こることもあるので注意が必要です。

原因は、目の外傷、細菌やウイルス感染、白内障の進行によるもの、高脂血症などの炎症疾患などの他、原因不明の突発性のことも多いです。

治療は、原因となる疾患の治療に加えて、点眼薬や抗炎症剤などの内科治療が行われます。

目の病気⑤角膜炎

犬の角膜炎は、黒目の表面を覆っている透明の膜が炎症を起こす病気です。

目がショボショボする以外に、主に涙や目やにが増えるなどの症状が見られるでしょう。

重症の場合は、角膜が白く濁ったり、まぶたの痙攣、角膜潰瘍、腫瘍を引き起こすこともあるので注意が必要です。

原因は外傷性と非外傷性の2つに大きく分けられます。

外傷性の原因として、犬の目に砂やホコリ、シャンプーなどの異物が入ってしまうことで発症します。

非外傷性では、感染症やアレルギーの他、白内障や緑内障などの目の病気が要因となることもあります。

特に目が大きく鼻が短い犬種で、シー・ズーやパグ、チワワなどが発症しやすい病気です。

普段から愛犬の目に異変がないか、チェックする習慣をつけるようにしましょう。

犬の片目がショボショボしている時の対処法

愛犬が片目をショボショボさせたり、目を気にしている様子があったら、少しでも気にならないようにしてあげたいですよね。

愛犬の目の異変に気付いたら、前の章でもお伝えしたように、早めに動物病院へ連れていくことが重要です。

ここでは病院へ行く前に飼い主さんができること、犬の目がショボショボしている時の対処法について解説します。

対処法①エリザベスカラー

犬は目に違和感やかゆみなどを感じていると、前足で掻いたりこすったりしてしまうので、エリザベスカラーを装着してあげましょう。

かゆみがひどいと、強くこすって爪などで傷つけて、症状が悪化してしまう恐れがあります。

エリザベスカラーをつけておけば、犬が患部を引っ掻いて傷つける心配がなくなります。

最近はエリザベスカラーの種類も豊富で、柔らかいタイプのものやドーナツクッション型などさまざまあるなので、チェックしてみてください。

愛犬に合ったものを自宅にひとつ常備しておくと、いざという時に役立つのでおすすめです。

対処法②耳を観察する

犬の片目がショボショボしていたら、耳を観察して、耳垢の程度や炎症の有無などをチェックしてみましょう。

中耳炎や内耳炎が、神経系疾患のホルネル症候群を引き起こす要因となります。

耳垢が異常に増えていないか、耳の中に炎症がないかを確認してみてください。

神経系の異常を見極めることは難しいですが、判断材料のひとつになるでしょう。

もし椎間板ヘルニアが関連している場合は、痛みによって動きたがらなくなります。

犬の片目がショボショボしている時、目だけに限らず愛犬の様子全てを確認し、異常があれば獣医師に伝えるようにしましょう。

対処法③腫瘍の可能性はすぐ病院へ

腫瘍の可能性が考えられるときは、様子を見ずにすぐに病院へ連れていくようにしましょう。

片目がショボショボしている場合、目や口、鼻など顔周辺に腫瘍が発生していることも考えられます。

鼻に腫瘍があると、くしゃみや鼻水、鼻血などの症状が見られます。

口の中に腫瘍があれば、ごはんを食べづらそうにしたり、食欲自体が減ってしまうこともあります。

腫瘍の診断は、動物病院で検査をしないと分かりません。

病気のサインを見逃さないためにも、日頃から愛犬の様子をよく観察するようにしましょう。

対処法④歯石予防

犬の表情が左右で違う時に、歯周病の可能性も考えられます。

歯周病になると、歯についた歯垢の中の細菌が原因となって、歯肉が腫れたり、歯を支える歯槽骨が溶けてしまいます。

予防のためには、毎日の歯磨きを習慣にするようにしましょう。

毎日が難しい場合は、最低2~3日おきに歯を磨くようにしてください。

歯石が一度付いてしまうと、通常の歯磨きでは取ることができません。

もうすでに歯石がたくさんついてしまっている場合は、動物病院で相談しましょう。

よくある質問

犬の片目が半開きで元気ないのはどうしてですか?

犬の片目が閉じてる状態や半開きの時は、眼内や眼表面に痛みや違和感を感じている場合が多いです。異物が目に入っている、または緑内障、角膜炎、ぶどう膜炎などの目の疾患の可能性もあるので早めに動物病院を受診してください。

犬の目が閉じないのは何かの病気ですか?

犬が目を閉じられなくなる病気は、まず「顔面神経麻痺」が疑われます。中耳炎や脳炎、感染症などの悪化によって引き起こされますが、原因不明の突発性で起こることもあります。症状は目が開いたままになってしまう他、口がうまく動かず食事をこぼしてしまったり、よだれが出るようになります。

ペット保険は必要?

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

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記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

【犬の片目がしょぼしょぼ?原因や考えられる病気、対処法について解説!】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・犬の片目がショボショボしている時に考えられる原因
・犬の片目がショボショボしている時の目の病気
・犬の片目がショボショボしている時の対処法
について解説してきました。
犬の目の異常は、お散歩中に砂ぼこりが目に入ったり、他の犬とじゃれあって遊んでいた時など、ちょっとしたことがきっかけになって突然起こります。
目の傷や病気は進行が早く、放っておくと悪化してしまうことが多いことも特徴です。
日頃から気にかけて、愛犬の目がおかしいことに気が付いたら早めに動物病院で診てもらいましょう。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。