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うちの子ライトのデメリットとは?評判や保険料についても解説

2024年4月24日

アイペット

うちの子ライトのデメリットとは?評判や保険料についても解説サムネイル

ペット保険はどこが良いのかわからない」「ペット保険に加入したいけど家計の負担になりたくない」と悩んでいませんか?

最近ではペット保険に加入する人も増えており、色々な商品が販売されています。

大手で信頼度が高い、アイペット損保のペット保険が気になっている人も多いのではないでしょうか。

この記事では

・アイペット保険「うちの子ライト」のメリットとデメリット
・アイペット保険「うちの子ライト」と「うちの子」の違い
・アイペット保険「うちの子ライト」におすすめの人
について解説します。
最後までお読みいただければ、アイペット損保「うちの子ライト」の評判もわかるようになっていますので、ぜひ参考にしてください。
・窓口清算ができる
・12歳11か月まで新規加入が可能
・継続時の条件追加や継続不可がない

があげられます。

窓口清算」とは、対応する動物病院の窓口で補償分が引かれた自己負担額を支払う方法です。

病院窓口での支払い負担が少なく、後ほど保険金を請求する手間がないため非常に便利でしょう。

また、アイペット保険は12歳11か月まで新規加入が可能です。

シニアになるほど病気のリスクが高くなるため、ペット保険の多くは新規での加入年齢制限を設けています。

ペット保険によっては新規加入の年齢制限が8歳までという場合があり、12歳11か月まで加入できればシニア犬や猫にも安心です。

さらにペット保険は1年ごとに更新があり、保険会社によっては前年度の保険の利用状況や既往歴によって継続時の条件が変わる場合があります。

アイペット保険では、継続時の条件追加や継続不可がありません。

アイペット保険のホームページでは「継続時の免責事項の追加、保険料の割増なし」と明記されています。

つまり

・加入条件が追加される
・保険を使うと保険料が高くなる
・保険の継続ができない

といったことはないという意味になります。

慢性疾患でペット保険が必要になった時には、信頼できるペット保険だといえるでしょう。

アイペット損保「うちの子ライト」ってどんな保険?

アイペット保険の商品「うちの子ライト」は、一般的なペット保険とは補償内容が異なるのが特徴です。

「うちの子ライト」補償内容
手術・手術を含む連続した入院を補償

ペット保険の補償内容と言えば、多くは通院・入院・手術です。

一方「うちの子ライト」では、手術と入院でのみ保険の利用ができ、通院では補償されません。

また、もう一つの特徴として窓口精算ができないことがあげられます。

アイペット損保のペット保険は窓口清算対応で知られていますが、「うちの子ライト」ではできないため注意が必要です。

その一方で「うちの子ライト」は、アニコム損保の商品の中でも保険料が安く設定されています。

補償範囲を限定して後日清算にしている分、保険料を抑えることができるのです。

保険料が安くても補償は手厚く、補償割合は90%と高い割合です。

「月々の保険料を抑えて高額になりがちな手術に備えたい」という人にはぴったりといえます。

入院も補償されるため、いざという時には頼りになるペット保険でしょう。

 

アイペット損保「うちの子・うちの子ライト」(生後0日以上~12歳まで新規加入可能)

当社保険は保険金のお支払いを理由として、契約の継続をお断りすることはございません。終身でご継続いただけます。

引用:アイペットHP よくある質問「保険金が支払われた場合に、契約が継続ができないことはありますか?」

※補償内容や保険料について必ず重要事項説明書保険約款もご確認ください

 

アイペット損保「うちの子ライト」のメリット

もしもの時に心強い「うちの子ライト」には、5つのメリットがあります。

・安い保険料で90%補償してくれる
・年間保障限度額が100万円以上ある
・手術を含む連続した入院が10日間まで補償される
・ペット賠償責任特約を付帯できる
・多頭割引や優待サービスが充実している

中でも「優待サービス」は、アイペット独自のサービスです。

ひとつずつ解説していきます。

メリット1:安い保険料で90%補償してくれる

「うちの子ライト」は保険料が安いうえ、補償割合も90%と高めです。

高額になりがちな手術の費用が最大90%補償されるのは安心でしょう。

犬種によっては骨が細く、ソファから飛び降りたりなどで骨折するケースがあります。

また、大型犬の手術になると小型犬と比べて手術費用は高額になります。

他にも高齢になると内臓疾患のリスクが上がり、子犬や子猫では誤飲や誤食の事故がつきものです。

開腹手術は全身麻酔や検査が必要になり、治療費は高くなります。

このように、犬種や犬種に関係なく病気やケガのリスクは付きまといます。

アイペット保険に加入しておくと、もしもの時には躊躇なく手術の決断ができるでしょう。

十分な治療を受けさせるためにも、ペット保険の検討は大切です。

メリット2:年間保障限度額が100万円以上ある

「うちの子ライト」の補償内容は下記の通りです。

・手術1回あたりの支払限度額…50万円まで
・支払限度回数…年2回まで

つまり、限界まで補償してもらうと1年で100万円可能ということになります。

アイペット損保によると「保険金請求上位の傷病の参考治療費」は

・「腫瘍」  90,400円
・「歯周病」  97,300円
・「異物誤飲」  77,760円
・「骨折」  308,700円
・「膝蓋骨脱臼」  254,000円
参考:アイペット損保ホームページ「補償内容 よくある質問

となっています。

中でも「骨折」は、折れた骨を手術によって固定した場合、プレートの素材によっては除去手術を行うことがありますが、その場合は2度の手術費用が必要です。

また「腫瘍」「膝蓋骨脱臼」は再発のリスクがあり、ペット保険の補償限度いっぱいまで使用する可能性が高いでしょう。

これほど高額な治療費を1回だけでなく何度も支払うとなると、ペット保険に加入していても負担が大きくなります。

年間補償限度額が100万円あるのは、ペットに満足な治療を受けさせるには十分だといえます。

メリット3:手術を含む連続した入院が10日間まで補償される

「うちの子ライト」は手術後の入院が10日間補償されるのも魅力の一つです。

手術1回につき10日間まで補償されるため、年間だと最大20日間の入院補償が受けられます。

アイペット損保ホームページ「保険金請求事例」では、膝蓋骨脱臼(パテラ)を例としてあげていました。

手術1回で6日間入院しており、動物病院での経過観察が必要なことが分かります。

他にも急変の可能性があったり、継続した治療で入院しなければいけないケースがあります。

病状によっては長期の入院が考えられ、10日間の補償があるのは状態が安定するまで心強く、安心して治療が受けられるでしょう。

このように、病気の種類や状態によっては入院が長くなる可能性があるため、ペット保険はもしもの時に頼りになります。

メリット4:ペット賠償責任特約を付帯できる

アイペット保険は、オプションとしてペット賠償責任特約を付帯できます。

ペット賠償責任特約とは
被保険者さまが飼育されている犬または猫が他人にケガをさせたり、他人の物を壊したりして損害を与えたことにより、法律上の損害賠償責任を負った場合に、1事故につき500万円の範囲内で保険金をお支払いいたします。(アイペット損保ホームページ「ペット保険「うちの子ライト」の保険料・割引・特約」より引用)

ペット賠償責任特約は新規契約時だけでなく、更新時に追加で付帯することが可能です。月払いで保険料に130円追加するだけで付帯でき、1事故につき500万円まで補償されます。

適用されるのは

・他人の持ち物を壊してしまった
・他人に噛みついてケガをさせてしまった
・他人のペットとケンカしてケガをさせてしまった

などの場合です。

アイペットのペット賠償責任特約は、1契約に付帯することで同じ被保険者様が飼っているほかのペットも補償の対象になります。

多頭飼いをしている人にとってみれば魅力的な特約でしょう。

※補償の対象外になる場合など、詳しくは重要事項説明書および約款で確認するか、電話でお問い合わせください。

メリット5:多頭割引や優待サービスが充実している

アイペット保険では、多頭飼育に嬉しい多頭割引を行っています。

多頭割引の内容は

・2~3契約で2%割引
・4契約以上で3%割引

です。ペット保険は掛け捨てなため、少しでも安くなるのは魅力的でしょう。

また、アイペット保険の加入特典として、クラブ アイペットの優待サービスが受けられます。

優待サービスには

・アイペットが提携している店舗の割引など
・獣医師や専門家の予防情報

があります。

アイペット保険のご契約者さまであれば、アイペットが提携している店舗や施設の割引サービスを受けることができます。

提携店舗にはペットホテルやトリミング、フードやグッズショップなど幅広くあり、近くにお店がなくてもネットで買い物ができる店舗もあるため、利用しやすいサービスだといえるでしょう。

また、犬や猫の異物誤飲対策や骨折対策などの予防情報を獣医師がお届けしています。

加えて、皮膚トラブルやしつけなど多くの人が悩んでいることを専門家が解説していたりと参考になる内容です。

このように優待サービスが充実しているかどうかも、ペット保険を検討する材料の一つでしょう。

アイペット損保「うちの子ライト」のデメリット

「うちの子ライト」のデメリットは3つあげられます。

・通院は補償されない
・窓口精算ができない
・治療費が3万円以上でないと保険金が支払われない

「うちの子ライト」の保障は手術・入院のみで、一般的なペット保険と比べても補償範囲が限定されています。

さらに、窓口清算に対応していないなどのデメリットが存在します。

一つずつ確認していきましょう。

デメリット1:通院は補償されない

「うちの子ライト」には通院補償がないので注意が必要です。

ペット保険の多くは、「通院」「手術」「入院」をオールマイティに補償します。

一方「うちの子ライト」のように、通院が補償外など補償内容が限定されている商品もあります。

これらの多くは

・保険料が安い
・縛りがある分補償が手厚い

といった利点があげられます。

「うちの子ライト」も保険料が安く、補償割合が90%と手厚いのが特徴です。

補償範囲を知らずに加入すると、愛犬が通院したときに初めて「保険料が安くて加入したけど通院が補償されない!」となってしまうため、補償内容をしっかりと確認してから加入しましょう。

デメリット2:窓口精算ができない

「うちの子ライト」は窓口清算ができません。

窓口精算は、対応する動物病院の窓口で保険証を見せるだけで保険金の請求が完了します。

動物病院の窓口では補償分が差し引かれた治療費を支払うことができ、保険金請求の手間が省けて窓口での支払い負担が少ない方法です。

窓口精算に対応していないペット保険の請求方法は、必要書類の郵送やネット請求になります。

数多くの保険会社の中でも、現在窓口清算に対応しているペット保険は「アイペット損保」と「アニコム損保」の2種類だけです。

ただし、アイペット損保の中でも窓口清算対応の商品は「うちの子」「うちの子プラス」で、「うちの子ライト」では窓口精算ができないため注意しましょう。

デメリット3:治療費が3万円以上でないと保険金が支払われない

「うちの子ライト」では、最低支払対象治療費が3万円とされています。

つまり、補償の対象となる治療費が3万円以上でないと保険金が支払われないという意味です。

一方で、病気や進行具合にもよりますが、多くの手術は3万円以上かかると考えられます。

治療費の最低額が設定されていますが、大きなデメリットとはならないでしょう。

アイペット損保「うちの子ライト」の口コミ

ネットでの「うちの子ライト」の口コミを紹介します。

ペット保険加入の参考にしてください。

「うちの子ライト」の良い口コミ①:シニアでも加入できた

良かった点

ゆーさん

11歳でも加入できる。

引用:みん評

「うちの子ライト」は12歳11カ月まで加入できます。

若いころは病気やケガがなかったものの、シニア期に入り慌ててペット保険を検討する際にも役立ちます。

「うちの子ライト」の良い口コミ②:歯周病治療も補償してくれた

歯周病の歯垢除去も補償してもらえる

ご加入のペット:柴犬/0歳

保険料は安いが、他の保険では対応していないこともある、歯周病治療のための歯垢除去などにもしっかり補償があり満足している。

引用:価格.com

アイペットは歯周病治療に伴う歯石除去などは補償の対象です。

ペット保険の中には、歯科治療を補償対象外にしているケースがあるため、加入するペット保険が歯科治療を補償対象としているかどうかを確認しておきましょう。

3歳以上の犬の80%は何らかの歯周病を患っているといわれるほど、歯科疾患は身近です。

ペット保険を検討する際に、しっかりと補償内容を確認しておくことは重要です。

「うちの子ライト」の良い口コミ③:保険金の支払いが早かった

対応もスムーズで支払いも早い!

40歳/男性

保険の乗り換え後に実際に保険を利用する機会もあったが、保険金の申請の対応もスムーズだし、支払いも早いので満足している。

ネットには「請求から2週間で振り込みが行われた」といった口コミも見られました。

早い支払いは安心できる保険会社だといえるでしょう。

「うちの子ライト」の悪い口コミ①:保険金請求が面倒

問題ない

mさん

贅沢を言ったらライトも窓口精算されたら請求の手間なく、建て替えもなくありがたいし、楽だなぁと思うくらいかな?

引用:みん評

「うちの子ライト」のデメリットの一つに、窓口請求に対応していないことがあげられます。

多くのペット保険は後日請求ですが、窓口清算の手軽さを知っていると後日請求型を面倒だと感じてしまうようです。

「うちの子ライト」の悪い口コミ②:シニアの保険料が高い

保険料。

ミーちゃんさん

保険に入っているのは猫です。保険料最初は月額780円でしたが5年後の今は1,230円です。

引用:みん評

「うちの子ライト」では1年ごとに更新が行われ、年を重ねるごとに保険料が上がります。

猫は0歳が最低金額となっており、5年後にもなると最初と比べて保険料の値上がりが目立ってしまいます。

さらに年齢を重ねるごとに病気にかかるリスクが上がるため、保険料が上がると考えられます。

また、猫の保険料は猫種に関係なく一律なのに対して、犬は犬種によって金額が変わります。

最初から保険料が高い犬種だと、余計にシニアの値上がりが高いと感じるでしょう。

アイペット損保「うちの子ライト」の保険料

先述した通り犬の保険料は犬種別で分類分けされており、それぞれ金額が違います。

分け方は、犬Ⅰ~Ⅲです。

愛犬の犬種がどのタイプに分類されているか確認しておきましょう。

【分類別料金表】

犬Ⅰ犬Ⅱ犬Ⅲ
月払い(1歳)990円1,120円1,430円830円
年払い(1歳)11,500円13,020円16,670円9,660円

 

【犬種のサイズと分類】

サイズ犬種分類
小型チワワ犬Ⅰ
トイプードル犬Ⅰ
中型柴犬犬Ⅱ
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク犬Ⅱ
フレンチブルドッグ犬Ⅲ
アメリカン・コッカー・スパニエル犬Ⅲ
大型シベリアンハスキー犬Ⅱ
ラブラドール・レトリーバー犬Ⅱ
ゴールデン・レトリーバー犬Ⅲ

(一部の犬種をあげています。詳しくはアイペット損保HP「うちの子ライト 犬種分類表」をご覧ください。)

ざっと見ても家計の負担になりにくい金額だといえます。

ただし、年齢とともに保険料が変わってくるので注意が必要です。

ペット保険は1年ごとに更新が行われ、年齢が上がるほど保険料も上がります。

「うちの子ライト」も例外ではなく、12歳での保険料は月払いで

・「犬Ⅰ」 4,270円
・「犬Ⅱ」 4,660円
・「犬Ⅲ」 5,330円

となります。

12歳以降になると保険料は据え置きになりますが、それまでは徐々に家計を圧迫する可能性があるため、その都度家計を見直すことが重要です。

通院にも備えたい人におすすめのアイペット損保「うちの子」

アイペット損保には、これまで紹介した「うちの子ライト」以外に、うちの子というプランがあります。

特徴は下記の通りです。

・通院・手術・入院をカバーしてくれる
・補償割合が選べる
・免責金額の設定がない
・窓口精算ができる

「うちの子ライト」同様、「うちの子」でも12歳11か月まで新規加入が可能です。

継続時の免責事項の追加や保険料の割り増しもありません。

シニアになって加入を考えていたり、慢性疾患で保険が必要なペットには心強い保険です。

「うちの子」の特徴をそれぞれ確認してみましょう。

特徴1:通院・手術・入院をカバーしてくれる

「うちの子」は通院・手術・入院と、広範囲に補償してくれます。

補償を充実させたい人」や、「どのプランが良いかわからない人」にはおすすめです。

通院・手術・入院が補償されればちょっとした体調不良でも病院に連れていきやすく、獣医師から高額になりがちな手術の提案をされても決断しやすいでしょう。

また、年間最大122.4万円補償され、業界最高クラスの充実補償で信頼できます。
(※補償割合が70%の商品がある損害保険会社・少額短期保険会社13社と比較し、「うちの子70%プラン」における通院・入院・手術の支払限度額の合計が最上位であることから、「業界最高クラスの充実補償」と表記しています。2022年2月末日時点)

70%プラン50%プラン
補償限度額(年間)最大122.4万円最大72.8万円

高額を補償してもらえるかどうかは、ペット保険を検討するにあたって重要な内容です。

年間最大122.4万円という数字は決め手となり得るでしょう。

さらに補償対象になる傷病として

・膝蓋骨脱臼(パテラ)
・歯周病
・異物誤飲
・腫瘍

などがあげられます。

膝蓋骨脱臼は小型犬に多く、手術費用が高額です。

歯周病はケアをしていないとほとんどの犬が経験するほど身近な疾患であり、異物誤飲は子犬にリスクが高いとされています。

腫瘍は手術以外でも通院する回数が多くなりがちな病気です。

これらは、保険会社によっては補償対象から外されることがあります。

手術は高額で入院が長くなる場合があり通院が必要な疾患もあるため、通院・手術・入院がすべてサポートされるのは大きな安心感があるといえるでしょう。

特徴2:補償割合が選べる

補償割合とは「ペットが動物病院で受診した際にかかる治療費のうち補償される割合」のことです。

「うちの子」では、補償割合が「50%」と「70%」どちらか選べます。

例えば治療費が1万円だった場合、

 

・補償割合が70%…補償は7,000円、自己負担は3,000円
・補償割合が50%…補償は5,000円、自己負担は5,000円

といった計算となります。70%補償の方が手厚く、人気も高いプランです。

一方で、補償割合が高くなれば保険料も上がります。

【猫(1歳)の保険料】

70%プラン50%プラン
月払い2,990円2,400円
年払い34,840円27,930円

参考:アイペット損保ホームページ「ペット保険「うちの子」の保険料・割引・特約

年払いだと6,910円の差があり、1度に払うには負担が大きいといえます。

70%補償の方が手厚く安心ですが、「保険料を抑えたいけどペット保険には加入しておきたい」「ペット保険を使う機会が少ない」という人には50%補償でもいいでしょう。

生活の負担にならない範囲で、ペットのもしものために備えることが重要です。

特徴3:免責金額の設定がない

「うちの子」は免責金額の設定がないのも特徴の一つです。

「免責金額」とは、「補償の対象となる治療費のうち加入者が自己負担する分の金額」のことです。

治療費が免責金額を下回った場合には、保険金の支払いが行われません。

例えば免責金額が5,000円に設定されているとすると、治療費が3,000円だった場合には補償が受けられないということになります。

保険会社によっては免責金額の設定がされているケースがあり、免責金額が定められている商品の多くは保険料が安くなっています。

「うちの子」には免責金額がないため、治療費が少額でも保険金を受け取れます。

懐具合がさみしいタイミングでも、ペットを安心して病院に連れて行けるでしょう。

特徴4:窓口精算ができる

多くのペット保険が後日請求型なのに対して、「うちの子」の窓口清算は最も大きな特徴だといえます。

窓口清算ができないペット保険だと、動物病院の窓口で一度全額を支払い、郵送やネットなどで後日請求を行わなければいけません。

先に全額支払うため病院の窓口での負担は大きく、必要書類の準備なども面倒です。請求をし忘れることもあります。

その点窓口清算だと、アイペット損保の窓口清算に対応している動物病院で保険証を見せるだけです。

動物病院の窓口では、補償分が差し引かれた診療費の支払いだけで済みます。
(※後日、診療内容に関して保険会社から照会をさせていただく場合や、動物病院でのお支払い額との差額精算(追加でのお支払い・お受取り)が生じる場合があります。)

ただし、どの動物病院でも対応できるわけではなく、アイペット対応動物病院でのみ窓口清算可能なので注意しましょう。

かかりつけの動物病院がアイペットの窓口清算対応可能かどうか確認しておきましょう。

もし窓口清算できなくても、後日請求型と同じ方法で請求できます。

請求方法は

・「保険金請求書 兼 同意書」と「診療明細書(原本)」を保険会社に送付
・診療明細書の代わりに「領収書(原本)」と「アイペット損保指定の診療明細書」を送付

のどちらかです。

「アイペット損保指定の診療明細書」は動物病院で記入してもらう必要があるため、先に準備しておくと良いでしょう。

(請求方法や各書類、送付先など、アイペット損保ホームページ「保険金請求方法」でご確認ください。書類のダウンロードも可能です。)

アイペット損保「うちの子ライト」と「うちの子」の違いは?

アイペット損保の商品である「うちの子ライト」と「うちの子」の違いは、大きく分けて下記の通りです。

・補償範囲
・保険料

どちらか迷った時に選ぶポイントとしては

・通院・手術・入院を幅広く補償してもらいたいときには「うちの子」
・高額になりがちな手術に特化してしっかり手厚く補償してもらいたいときには「うちの子ライト」

と考えると良いでしょう。

「うちの子ライト」と「うちの子」それぞれの違いをさらに詳しく解説します。

補償範囲

「うちの子ライト」と「うちの子」の大きな違いは補償範囲です。

「うちの子ライト」は手術と手術を含む連続した入院に特化しており、「うちの子」は通院・手術・入院と幅広く補償してくれます。

補償割合と支払い限度日数などもそれぞれ異なります。

商品名うちの子うちの子ライト
補償割合70%50%90%
支払限度額【通院】
1日あたり12,000円まで
【入院】
1日あたり30,000円まで
【手術】
1回あたり15万円まで
【通院】
1日あたり12,000円まで
【入院】
1日あたり12,000円まで
【手術】
1回あたり10万円まで
【手術+手術を含む連続した入院】
1回あたり50万円まで
(最低支払対象治療費
3万円)
支払限度日数
(回数)
【通院】
年間22日まで
【入院】
年間22日まで
【手術】
年間2回まで
【通院】
年間22日まで
【入院】
年間22日まで
【手術】
年間2回まで
年間2回まで
(手術1回あたり10日まで補償)

「うちの子ライト」は補償割合が90%とかなり手厚いですが、年間で2回までしか補償してもらえないので注意しましょう。

年に3回以上手術しなければいけないようであれば、保険の使いどころを考える必要があります。

一方、「うちの子」でも手術と入院の補償を受けられますが、限度額が低くなります。

ただし「通院の補償があるから、手術の補償は少額でも構わない」のであれば十分でしょう。

あまりにも少額が不安なようなら70%プランで保険料と補償割合のバランスを取ることもでき、「うちの子」は融通が利くペット保険といえます。

保険料

「うちの子ライト」と「うちの子」は保険料も違います。

「うちの子ライト」は補償内容が限定的なため、「うちの子」よりも保険料が安く設定されています。

月払でそれぞれ比較してみると下記のようになります。

1歳3歳6歳12歳
うちの子ライト(犬Ⅰ)990円1,480円2,370円4,270円
うちの子(犬A 50%プラン)2,480円2,750円3,650円6,360円

「うちの子」の保険料は0歳から2歳までは金額が一定です。

そのため、3歳時では「うちの子ライト」との保険料の差がある程度縮まります。

それ以降はどちらも1年ごとに上がっていき、とくに「うちの子」では12歳になると6,000円を超えてしまいます。

ペットが元気でほとんど病院のお世話にならないようだと、この金額は気になるところでしょう。

加齢に伴う保険料の値上がりで家計に負担をかけたくない場合には、うちの子ライトを検討しましょう。「うちの子」よりも保険料は安く、手術と入院の手厚い補償付きです。
ただし通院の補償はないため、慢性疾患に備えたいときにはおすすめできません。保険料と補償のバランスで、自分とペットに合う商品を選びましょう。

また、「うちの子ライト」の保険料の安さで言えば、アイペットのその他の商品であるうちの子プラスよりも設定金額が安価です。

1か月目
うちの子ライト( 犬Ⅰ種 月払)1,140円
うちの子プラス(犬A種 50%プラン 月払)5,290円

「うちの子プラス」は1歳未満を対象にした商品で、手術と入院だけでなく通院の補償があります。

下痢やケガをしやすい子犬や子猫のため、はじめの1か月は最大100%補償なのが特徴です。

この2種類の商品の保険料だけ見てみると、「うちの子ライト」の方が安価なのが分かります。

「うちの子プラス」はペットショップでペットを購入した際の限定商品で、アイペットと提携しているショップであれば生体契約の際スタッフにすすめられるでしょう。

言われるままペット保険に加入するのではなく、補償内容と保険料の比較検討を「うちの子ライト」とできるように下調べしておくことも重要です。

精算方法

 「うちの子ライト」と「うちの子」の 3つ目の違いは精算方法です。

【それぞれの精算方法】
・「うちの子ライト」 後日精算
・「うちの子」 窓口精算

現在、アイペット損保とアニコム損保だけが窓口精算ができるペット保険です。

窓口精算は、対応する動物病院の窓口で写真付きの保険証を提出して、補償分が差し引かれた治療費を支払うだけで完了します。

後から郵送したり、動物病院の窓口で一旦全額支払う必要がありません。

一方、後日精算は多くのペット保険で採用されている請求方法です。

動物病院の窓口で治療費を全額支払い、後ほど郵送などで保険の請求を行います。

アイペット損保の商品だからどちらも窓口精算できるわけではないので注意が必要です。

「うちの子」でも、動物病院がアイペットの窓口精算に対応していなければ後日精算となります。かかりつけの動物病院に対応しているかどうか確認しておきましょう。

アイペット損保「うちの子ライト」はこんな人におすすめ!

「うちの子ライト」がおすすめなのは

・手術や入院などの高額な治療費を手厚く補償してもらいたい
・保険料を安くしたい

といったペット保険を探している人です。

手術と手術を含む入院を90%補償してくれ、手術1回あたり上限が50万円まで、年間100万円の補償が可能という手厚さは魅力的でしょう。

入院も1回の手術あたり10日間補償されるので安心です。

また、保険料の負担を軽くしたいと考える人にも最適なペット保険です。

「うちの子ライト」加入者は、オプションでペット賠償責任特約を付けることができます。

ペット賠償責任特約は、ペットが他のペットをケガさせたりなどのトラブルに対応しており、保険料に130円追加するだけで1事故につき500万円まで補償が可能です。

さらに、多頭割引優待特典もあります。

多頭割引は、保険料がどうしても高額になりがちな多頭飼育にはありがたいでしょう。

アイペットに加入していればトリミングサロンなどの割引が受けられる優待特典などがあり、嬉しいサービスがたくさんです。

一方で「うちの子ライト」をおすすめできないのは
・通院を補償してもらいたい
・窓口精算できるペット保険がいい
という人です。通院は補償外なうえ窓口清算不可なので、間違えて加入しないよう注意しましょう。

 

アイペット損保「うちの子・うちの子ライト」(生後0日以上~12歳まで新規加入可能)

当社保険は保険金のお支払いを理由として、契約の継続をお断りすることはございません。終身でご継続いただけます。

引用:アイペットHP よくある質問「保険金が支払われた場合に、契約が継続ができないことはありますか?」

※補償内容や保険料について必ず重要事項説明書保険約款もご確認ください

よくある質問

「うちの子」70%プランに加入していますが毎月の保険料の引き落としが負担なので、ペット保険を解約しようか迷っています。

どうしても負担になってしまうようなら解約はやむをえませんが、できるだけペット保険に加入しておくことをおすすめします。その理由として、「いざというときに十分な治療を受けさせてあげられる」「新たにペット保険に加入しようとしても、健康状態やペットの年齢等で加入できないことがある」からです。
ペット保険を解約しなくても、保険料を安くする方法はあります。
補償割合を変更する
商品を乗り換える
70%プランから50%プランに変更すれば、保険料は安くなります。また、「うちの子ライト」に変えることでも月々の負担は軽くなるため検討してみてください。

アイペットの「うちの子」「うちの子ライト」「うちの子プラス」はどれが一番良い商品ですか?

どれが一番良い商品かは、加入者のニーズに合うか合わないかで変わってくると考えられます。
「うちの子」は幅広い補償を受けたい人に適しています。ただし、保険料が3商品の中で最も高く設定されているため、保険料を抑えたい人には不向きでしょう。
「うちの子プラス」は子犬や子猫のための保険です。下痢やケガをしやすい幼少期に、広く手厚く備えておきたい人に向いています。
「うちの子ライト」は高額になりやすい手術や入院に手厚く補償を受けたい人にぴったりです。保険料も3商品の中では最も安く設定されているため、家計に負担をかけずペット保険に加入したい場合にはおすすめできます。
このように、保険料と補償内容のバランスを考えてペット保険を検討しましょう。

ペット保険は必要?

ペットには公的医療保険制度がありません。そのため診療費の自己負担額は100%です。

もしものときに、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

 

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

【うちの子ライトのメリット・デメリット】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・アイペット保険「うちの子ライト」のメリットとデメリット
・アイペット保険「うちの子ライト」と「うちの子」の違い
・アイペット保険「うちの子ライト」におすすめの人
について解説してきました。

「うちの子ライト」は補償範囲が限定的ではあるものの、保険料が安く設定されているので加入しやすいペット保険です。

動物病院に連れていくことが少なく、念のためペット保険に加入しておきたいけど保険料を安くしたい場合には検討すべき商品でしょう。

ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。