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犬が足を痛がるのはなぜ?足を浮かせる原因や対処法も解説!

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犬が足を痛がる原因には「体の外からの衝撃」「体の中の病気」「その他の原因」があります。犬が足を痛がる場合はできるだけ安静な状態にし動物病院を受診することをおすすめします。
愛犬とともに暮らしているといろんな事が起こります。
一緒に遊んでいる時に急に片足上げることや、歩いている時に愛犬の足を踏んでしまうというトラブルが起こることも。
犬は痛みがあると「キャンと鳴くこと」「震えること」もあります。
犬にとって足の健康は生活していく上でとても大切なものです。
犬が突然足を上げて痛がるようになってしまうと心配ですよね。

この記事では

・犬が足を痛がる原因
・動物病院に連れて行く目安
・犬が足を痛がる時の対処方法
について解説します。
最後までお読みいただければ、「犬が足を痛がる原因」「痛がる時の対処方法について」わかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


 

愛犬が足を痛がっている!考えられる原因は?

愛犬が足を痛がっている時には足に何らかの異常がある可能性が高いです。

そのまま放置してしまうことでより悪化してしまうことがあるため、早めに対処しましょう。

ここでは、愛犬が足を痛がっている時に考えられる原因について解説します。

 

 

怪我や骨折などの外からの原因

怪我や骨折などの外からの衝撃が原因となることもあります。

例として

「愛犬の足を踏んでしまった」
「ベッドやソファから落ちた」
「遊んでいる時に足をくじいた」

などです。

特に体が小さい超小型犬や小型犬少しの衝撃でも骨や関節を痛めてしまうことがあるため、一緒に生活していく上でより注意が必要です。

高い場所から飛び降りることで骨折だけでなく命に関わる状態になってしまうこともあります。

 

犬が足を痛がる時には

・爪が伸びすぎていないか
・肉球や足を怪我していないか
・ゴミが付いていないか
・(暑さが厳しい時期は)火傷をしていないか

など確認しましょう。

軽い怪我でも発見や治療が遅れることで炎症を起こしてしまうこともありますので注意が必要です。

 

犬は比較的痛みに強い動物で怪我を隠すことがあります。

そのため、骨折していも飼い主には気づかせないようにふるまいます。

骨折に関しては見た目や触ってわかるものではありません

骨折してしまっている場合は過剰に触ることでさらに症状を悪化させてしまうケースもあるため、早めに動物病院につれていくことが望ましいです。

 

 

骨や関節などの内側からの病気による原因

骨や関節などの内側からの病気が原因になることもあります。

考えられる病気として

・膝蓋骨脱臼(パテラ)
・股関節形成不全
・変形性骨関節症

などがあげられます。

 

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼は小型犬に多く見られる病気です。

膝に付いている膝蓋骨が外れてしまい、歩く時に後ろ足に痛みが生じます。

さらに、膝蓋骨脱臼は抱っこした時に足をクロスさせることやジャンプする時に痛がります。

片足を上げることがあり、右足、左足どちらを上げるかはその犬により異なり、犬によっては両足が膝蓋骨脱臼を引き起こしている可能性もあります。

放置することで膝蓋骨周りの靭帯に炎症を起こしてしまう可能性もあるため、早めに対処することが望ましいです。

膝蓋骨脱臼はペット保険でも対象外となることがある病気です。

かかりやすい犬種
・チワワ
・トイプードル
・ポメラニアン
・シーズー
・パピヨン
・マルチーズ
・ヨークシャテリア
などマルプーなどのミックス犬も発症する可能性があるため注意しましょう。

股関節形成不全

股関節形成不全は大型犬によくみられる病気で、股関節がうまく発育しないことで引き起こされます。

足の付け根部分にある股関節の溝が作られずに大腿骨がうまくはまらない状態となり、歩くだけでなく立とうとする時にも痛みが生じます

さらに、お座りをした時にお姉さん座りのようになります。

足に力が入らない状態となるため、踏ん張れずに痛がり鳴くこともあります。

放置すると歩くことを嫌がるだけでなく、股関節周りの骨や靭帯も炎症を起こしてしまう可能性があります。

かかりやすい犬種
・ラブラドールレトリバー
・ゴールデンレトリバー
など

変形性骨関節症

変性性骨関節症はシニア犬に多く見られる病気で、老化により炎症を起します

足に痛みが生じるため歩くことを嫌がることも多いです。

膝蓋骨脱臼や股関節形成不全などの病気から発症することもあります

 

 

その他の原因

外からの衝撃・刺激や体の中の病気以外にも足を痛がる原因はあります。

例えば、「皮膚炎」「椎間板ヘルニア」「腫瘍」などです。

 

皮膚炎

皮膚炎の場合は足の痛み以外にも

・皮膚の炎症
・犬が足を舐める

などの症状がみられます。

発症部位は炎症を起こす場所により異なるため、前足だけでなく後ろ足でも発症します。

皮膚炎は進行するとさらに悪化し、足が腫れてしまうこともあります。

かかりやすい犬種
・柴犬
・ミニチュアシュナウザー
など

 

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアの場合は足の痛み以外にも、

・足の感覚が麻痺
・歩けない
・排泄障害

などの症状がみられます。

病期の進行によりみられる症状は異なりますが、進行すると歩くことができなくなることもあります。

下半身に力が入らなくなり、足を引きずるように歩くこともあり、おかしいと感じた時には動物病院を受診しましょう。

かかりやすい犬種
・ミニチュアダックスフンド
・コーギー
など

腫瘍

足が痛くなる症状がある腫瘍には「骨肉腫」などがあげられます。

・徐々に痛みがひどくなる
・肺などに転移する
・激しい痛み

などの症状がみられます。

進行性の悪性腫瘍なのでできるだけ早く治療をすすめることが必要になります。

どの病気も放置してしまうと進行し症状が悪化します。

できるだけ早く動物病院を受診し、治療を開始することをおすすめします。

【犬が足を痛がる】こんな歩き方は病気のサイン!病院にいく目安

動物病院を受診する時に悩むのが「少し様子を見てもいいか」「すぐに受診したほうがいいのか」という点です。

愛犬が動物病院を苦手としている場合は余計に敬遠してしまいがちです。

足を痛がる症状は原因を見分けることが難しいため素人判断しないようにしましょう。

 

動物病院を受診する目安として、

・止まっている時に片足を上げる
・歩くのがつらそうに見える
・体を動かすたびに痛がる
・足を浮かせる
・食欲や元気もない
・体が震えている

などの症状がみられる場合は動物病院を受診しましょう。

 

動物病院では、

・問診
・身体検査
・触診
・レントゲン検査

などが行われることが多いです。

犬の状態によっては追加の検査が行われることもあります。

犬の痛みの状態により鎮痛剤や抗炎症剤などを処方されることもあります。

薬を飲むことが苦手な場合はウェットフードや缶詰と一緒に与えることもおすすめです。

愛犬が足を痛がっている時の対処方法

愛犬が足を痛がっている時理由が不明な場合もあり、飼い主は声をかける以外になにもすることができません。

しかし、犬のためにしてあげることもいくつかあります。

ここでは愛犬が足を痛がっている時の対処方法について解説します。

 

静かな環境を作ってあげる

愛犬がゆっくり休むことができるように「静かな環境を作ってあげる」ことがおすすめです。

足に何らかの障害がある場合症状が悪化しないように行動を制限されることが多いです。

ケージの中で一日を過ごすことも多くなるため犬が安心して休めるようにテレビや音楽の音量を下げてあげましょう。

 

他にもケージの中にお気に入りのベッドやおもちゃ、毛布などを入れてあげることでより安心して休むことができます。

小さな子供がいる場合は犬がいる場所から離れた場所で遊ぶように工夫してあげましょう。

 

家具の設置や床材に配慮をする

愛犬が安全に生活できるように「家具の配置や床材に配慮」してあげることもおすすめです。

例として、

・ペットマットを活用
・犬に負担をかけない家具を設置
・ソファや階段にスロープをつける

などです。

特にフローリングで生活している場合は足を滑らせることのないようにペットマットなどを敷いてあげましょう

家具の配置はできるだけ犬の体に負担がかからないように犬の動線の邪魔にならないようにします。

ソファや階段があるご家庭では犬の足腰に負担をかけないようにスロープを設置してあげることも望ましいです。

犬の「食事」や「飲み水」「トイレ」などは犬のケージの近くに設置し、体にかかる負担を軽減してあげましょう。

 

関節ケアのサプリメントを与える

愛犬の関節の負担を軽減するために「関節ケアのサプリメント」を与えることもおすすめです。

関節ケアのサプリメントは犬の関節や骨を健康に保つためのサポートをしてくれる栄養素を配合しています。

 

関節ケアを選ぶ時には、

・グルコサミン
・コンドロイチン
・コラーゲン
・不飽和脂肪酸
・ビタミン類

などの成分が含まれているサプリメントがおすすめです。

購入する時には犬用のサプリメントを選びましょう

 

 

関節や骨の病気を引き起こしやすい犬種とは?

基本的にどの犬種でも関節や骨の病気を引き起こすことがあります。

しかし犬種の中には引き起こしやすい犬種もいます。

・イタグレ
・ミニチュアピンシャー
・トイプードル
・チワワ
・ダックスフンド
・パピヨン
・ゴールデンレトリバー
・ラブラドールレトリバー
などの犬種は比較的引き起こしやすいため飼育している場合は注意が必要です。
しかし、これ以外の犬種でも、
・肥満犬
・運動不足の犬
・シニア犬
などが原因で引き起こされることがあるため毎日散歩に連れ出して筋肉をつけてあげることがおすすめです。
肥満は体重増加により骨や関節炎に負担をかけるだけでなく他の病気のリスクも上がります
適切な体重を保てるように運動だけでなく食事管理もしっかりしましょう。

補足:先天性疾患が発症する前に!遅くとも7.8歳までには加入しよう

ペット保険は、加入する前に発症している先天性疾患や既に発症している病気や疾患は補償の対象外となります。

そのため、病気になってから保険に加入しようとしても、肝心のその病気の治療費は補償の対象外になってしまいます。

また、加入後に発見できた病気であっても先天性疾患を補償の対象外としているペット保険や、慢性疾患にかかると更新できない保険もあります。

また一般的にペット保険では8~12歳で新規加入年齢を設定していることがほとんどです。早いところでは7歳で新規加入を締め切るペット保険もあります。

「健康なうちに加入しないと意味がない」「また年齢制限に引っかからないから保険の選択肢が広がる」という意味で遅くとも7~8歳までにはペット保険の加入、少なくとも検討をすることをおすすめします。

補足ですが、アニコムやプリズムコールではシニア向けのペット保険商品もあります。

高齢・シニア向けのペット保険については下記の記事でも解説していますのでぜひ参考にしてください。

よくある質問

犬が足を痛がることもあるけどすぐ治る場合は様子を見てもいいの?

足を痛がり片足を上げていたりびっこをひいている場合は動物病院を受診することをおすすめします。後ろ足を上げていたけれどすぐ治る場合は膝蓋骨脱臼の可能性もあります。足を上げることに関して一度も診察を受けたことがない場合は一度動物病院で相談してみましょう。

犬が足を痛がる時はどう過ごせばいい?

犬が足を痛がる時は安静に過ごしましょう。できるだけケージなどで休めるようにし、動物病院の指示に従いましょう。トリミングサロン、ドッグランなどはしばらく連れて行かないことをおすすめします。

 

ペット保険は必要?

動物病院

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に入ることをオススメします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

 

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

 

【犬が足を痛がるのはなぜ?原因や対処法】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・犬が足を痛がる原因
・動物病院に連れて行く目安
・犬が足を痛がる時の対処法
について解説してきました。
犬が足を痛がる時は捻挫のような軽度な症状のこともあれば骨折している可能性もあります。
骨や関節などの病気は放置してもあまり良くなることはありません
そのため「あまり痛がらないから」といって様子を見ずに早めに動物病院を受診することをおすすめします。
ペット保険の対象かどうかは病名や保険の補償内容により異なります。わからない時はペット保険に直接問い合わせることをおすすめします。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。