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ボストンテリアがなりやすい病気とは?目の病気や特徴も解説!

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ボストンテリアがなりやすい病気として白内障やチェリーアイ等の目の病気、短頭種特有の病気があげられます。この記事ではボストンテリアにおすすめの保険の選び方も解説しています。

ボストンテリアはテリア種ではありますが、フレンチブルドッグと外見がよく似ている犬種です。鼻ペチャで丸い顔がとても可愛くて人気があります。

この記事では

・ボストンテリアの特徴
・ボストンテリアの飼い方
・ボストンテリアがなりやすい病気
について解説します。
最後までお読みいただければ、ボストンテリアという犬種やかかりやすい病気などについてわかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


ボストンテリアの特徴

ボストンテリアは体高は28~38㎝、体重は7~9kgほどの小型犬です。体つきは小柄ですが、がっちりしているのも特徴的です。

白と黒のスムースコートや、ピンとした耳、鼻ペチャで丸い顔が印象的な犬種です。

見た目からブルドッグ種やフレンチブルドッグ等と間違われることが多いのですが、名前の通りテリア種の犬種に区分されます。

 

ボストンテリアの歴史

ボストンテリアのルーツは、1870年代に新種の闘犬を作るために、ブルドッグやブルテリア、イングリッシュ・テリアなどを交配させたボストンブルです。

ボストンブルは20kg以上ある大型犬なのですが、次第に闘犬の流行が廃れてしまいます。

そのため、ボストンブルをサイズダウンさせ愛玩犬にするべくフレンチブルドッグなどさまざまな犬種と交配させ、現在のボストンテリアが誕生しました。

名前の由来となっている「ボストン」はアメリカの都市の名前です。ボストンテリアは現在ではアメリカのマサチューセッツ州では州犬とされているほど人気の高い犬種です。

アメリアで誕生した犬種はあまりおらず、歴史は古くないのですが、アメリカで3番目に古い犬種です。

また、アメリカの名門大学であるボストン大学ではマスコットとなっており、日本でも「のらくろ」という漫画のモデルになったと言われています。

 

ボストンテリアの性格

元々は闘犬として作られたボストンテリアですが、闘争本能はほとんどなく友好的で人懐っこい温和な性格です。

また、テリア種ではありますが、他のテリア種のような頑固さや攻撃性もありません。

その性格からアメリカでは「アメリカ犬界の紳士」や「小さなアメリカ紳士」と言われるほどです。

 

ボストンテリアの寿命

ボストンテリアの寿命は13~15年程度です。小型犬としては平均的な寿命です。

生活習慣や環境で平均よりも長生きさせることもできます。特にボストンテリアは食べることが大好きなので肥満になりやすいです。

食べ過ぎないように食事管理には十分気をつけるようにしましょう。

 

ボストンテリアの飼い方のコツとポイント

ボストンテリアは運動が大好きな犬種ですので、朝と夕方の1日2回、1回30分程度の散歩をしてあげてください。

しかし、鼻ペチャの短吻種(たんふんしゅ)なので暑さがとても苦手で、スムースコートのため寒さも苦手です。

夏場は熱くない時間帯に、冬は服を着せて散歩してあげて下さい。

部屋の中ではエアコンを上手に使って環境を整えてあげましょう。

 

ボストンテリアがなりやすい病気

ボストンテリアは目や呼吸器系の病気に特に注意が必要です。

 

白内障

白内障は目のレンズの役割をする水晶体が白く濁ってしまうことで視力が低下してしまう病気です。病状進行すると失明してしまいます。

外科手術を行うことで症状を軽減させることができますが、多くの場合は高齢になってから発症するため、麻酔のリスクを考えて行わないことが多いです。

そのため、病状の進行を遅らせる点眼薬などで様子を見る治療を行います。

 

【補足:白内障・ブドウ膜炎(左目)の実際の治療費】

期間/回合計治療費
通院6日45.400円
入院5日114,600円
手術1回249,200円
合計金額409,200円

※PS保険での実際の保険金請求額を参考にした金額になります。

 

チェリーアイ

犬の下まぶたの内側の目頭にある第三眼瞼(だいさんがんけん)が飛び出してしまう病気です。正式には「第三眼瞼腺(だいさんがんけんせん)脱出」という病名です。

第三眼瞼が飛び出すとその状態がさくらんぼに見えることから「チェリーアイ」と言われています。

多くの場合先天的に第三眼瞼が弱いことが原因ですが、怪我が原因で発症することもあります。

軽度であれば点眼薬が処方されますが、手術により第三眼瞼を正常な位置に戻すこともあります。

第三眼瞼は取り除くと涙を出すことができないため、取ることはありません。

そのため、手術を行っても再発することもあります。

 

軟口蓋過長症

軟口蓋(なんこうがい)は喉の手前から奥に続く柔らかい部分です。この硬口蓋が通常よりも長い症状を硬口過長症と言います。

硬口蓋科過長症は先天的なことであることが多く、特にボストンテリアなどの短頭種が多いです。

また、肥満により硬口蓋科過長症になることもあります。肥満になりやすいため、糖尿病のリスクも高いです。

硬口蓋科過長症の症状には以下のようなものがあります。

・いびきをかく
・呼吸時や興奮時にガーガーという呼吸音がする
・呼吸がしんどそう 等
硬口蓋科過長症の治療方法は、硬口蓋の長い部分を手術により取り除くことです。

鼻腔狭窄

鼻腔狭窄は鼻の穴やその奥の鼻腔が狭くなっている病気です。

ボストンテリアなど鼻腔が狭くなりやすい短頭種がなりやすく、その多くが先天性のものが原因です。

鼻腔狭窄には以下の症状があります。

・鼻をグーグー鳴らす
・呼吸が荒い

症状が軽度であれば現状維持が続くような保存療法になりますが、呼吸困難など症状が重度の場合は鼻腔や鼻の穴を広げるための手術が行われます。

 

ボストンテリアにおすすめの保険は?

ここではボストンテリアに合ったおすすめのペット保険、比較・選び方について解説します。

全てのペット保険で補償の対象外である去勢の費用等の項目は除き、あくまで保険会社・プランで差別化になるポイントに絞って解説します。

他サイトのようなランキング形式ではなく、あくまで○○目線で解説していきます。

 

【ボストンテリアのペット保険加入の選び方のポイント】

①ボストンテリアのなりやすい病気が補償されるか確認
・チェリーアイ

 

②加入後に発症した先天性、遺伝性疾患が補償されるか
③通院・手術・入院を補償するフルカバー型のペット保険の中でも手術は他社と比較しても手厚いか
④更新の際に「来年度からの傷病や部位補償の対象外」とする可能性がないか

 

①ボストンテリアのなりやすい病気が補償されるか確認

ペット保険は保険会社によって補償する病気や、補償の対象外となる項目が異なります。

中にはボストンテリアがなりやすいチェリーアイを補償の対象外としているペット保も存在します。例えば「プリズムコール」や「日本ペット少額短期保険:いぬとねこの保険」ではチェリーアイが補償の対象外です。

 

特に下記の傷病・疾患は保険会社によって補償されるかが異なりますので、必ず保険約款や重要事項説明書を確認することをおすすめします。

また公式HPでも「保険金のお支払いできない事例」の中に記載されていることがほとんどですので必ず確認しましょう。

 

【ボストンテリアがなりやすい病気で補償の対象外か確認すべき病気】

・チェリーアイ

 

②加入後に発症した先天性、遺伝性疾患が補償されるか

ボストンテリアがなりやすい、「チェリーアイ「白内障」は先天性、遺伝性の要素も大きい疾患です。

全てのペット保険で加入前に発症している先天性、遺伝性疾患は基本的には補償の対象外となってしまいますが、加入後に発症した先天性、遺伝性疾患を補償するかどうかは保険会社によって異なります。

こちらも併せて公式HP内の「保険金をお支払いできない事例」や保険約款・重要事項説明書を確認しましょう。

特に白内障は手術となると片目だけでも40万円近くかかることがあるので、注意が必要です。

 

③通院・手術・入院を補償するフルカバー型のペット保険の中でも手術補償の手厚さを重視するのがおすすめ

ボストンテリアがなりやすい病気である「糖尿病」は長期もしくは複数回の治療が必要になる疾患です。また「白内障」は外科手術を伴う高額治療が必要になる傷病です。

そのため、ボストンテリアには「通院・手術・入院を補償するフルカバー型のペット保険」に加入することがおすすめです。

 

また、白内障では片目だけでも40万円程度の手術費用がかかることもあることから、○○にはフルカバー型の中でも手術補償が他社より手厚いペット保険に加入することをおすすめします。

特に

手術一回当たりの上限金額が大きいペット保険
を重視することをおすすめします。
ペット保険では「補償割合70%:通院・手術・入院を補償するフルカバー型」が一番人気ですが、その条件の中だと多くの保険会社が「手術一回当たりの上限金額」を10~14万円で設定しています。
ちなみにフルカバー型のペット保険(補償割合70%)の中で一回当たりの手術補償金額が高いのは楽天ペット保険とアイペットの、「一回当たり最大15万円まで」です。

更新の際に「来年度からの傷病や部位補償の対象外」とする可能性がないか

ほとんどのペット保険が一年契約となっており、契約を毎年更新していくことで終身の補償となっています。

つまり、ペット保険に加入すると毎年契約更新の審査があります。

中には「前年度にかかった傷病や慢性疾患」等の、特に治る見込みが少ない、再発の可能性が高い慢性疾患を、更新の際に「来年度から補償の対象外とします。」と条件を付け加えてくる保険会社があります

もちろん中には「更新の際に条件を付け加えることはありません」といった記載をしているペット保険もあります。

 

ボストンテリアがなりやすい「糖尿病」は長期的な治療が必要になります。

そのため、上記のようなペット保険だと更新時の際に「来年度から糖尿病は補償の対象外とします」といった条件を付けられる可能性があります。

そのため、加入を検討しているペット保険会社の「更新時の対応」についても必ず確認することをおすすめします。

しかも、「更新時の対応」については、どのペット保険であっても公式HPや保険約款の目立たないところにあったりするので結構見落とします。
公式HPの「よくある質問:更新について」「保険金をお支払いできない事例」等のページで記載されていることが多いので、必ず一度は確認することをおすすめします。

また、ペット保険比較アドバイザーではそういった情報も一つの記事内でまとめていますのでぜひ一度ご確認ください。

ボストンテリアにおすすめのペット保険をご紹介!

最後に、今回ペット保険比較アドバイザーではボストンテリアにおすすめのペット保険を2社ご紹介します。

おすすめの理由としては上記で説明したボストンテリアのペット保険の選び方、ポイントや条件をすべて満たしているからです。

一部PS保険は手術の補償金額が1回あたり最大10万円だったり不安な点はありますが、先天性疾患や更新時の対応が他社より優れています。

ただし、細かい補償内容や金額についてはもちろん違いがありますので必ず重要事項説明書や保険約款、パンフレットや公式HPを確認してください。

あくまで参考ですが、保険料重視であればPS保険、補償内容重視であればアニコム(ふぁみりぃ)に加入することをおすすめします。

 

メリットデメリット
・複数回通院にも強い
・手術は一回当たり最大14万円まで補償(補償割合70%プラン)
保険料が高い

※健康割増引制度により保険の利用状況によって割増引の適応【可】

保険料が安い・1つの病気に対しての限度額・回数があり
(更新時にリセットされない)
・手術は一回当たり最大10万円まで
アニコム損保(ふぁみりぃ7歳11ヶ月まで:しにあ8歳~)
2年目以降のご契約継続について
弊社の商品の保険期間は1年間ですが、ご契約には「継続契約特約」を適用して引受をさせていただいておりますので、解約等のお申し出がない限り満期後は、原則ご契約は自動的に継続となり、終身ご継続いただけます。
※ご注意
・ご契約者または弊社より別段の意思表示があった場合には、ご契約は継続となりません。
・自動的にご契約が継続とならない場合や、商品改定により保険料、補償内容などが変更となる場合があります。
※補償内容や保険料について必ず重要事項説明書保険約款もご確認くださいそれぞれが複数のプランを販売しているのでペット保険のプランは50以上あります。
PS保険
PS保険のロゴ

罹患した病気やケガにより保険の更新をお断りしたり、更新時の補償対象外にしたり、保険料を増額にすることはございません。(※保険料の改定などがあった場合、保険料は変わります。)
ケガ、病気の原因が生じた時が保険期間内であれば、皮膚病や外耳炎等の軽度の病気から、ガンや心臓病等の重大な病気まで補償の対象となります。

引用:PS保険
引用:よくあるご質問

※補償内容や保険料について必ず重要事項説明書・保険約款もご確認ください

補償内容やそれぞれのデメリット等がより気になる場合は下記の記事を参考にしてください。

補足:先天性疾患が発症する前に!遅くとも7.8歳までには加入しよう

ペット保険は、加入する前に発症している先天性疾患や既に発症している病気や疾患は補償の対象外となります。

そのため、病気になってから保険に加入しようとしても、肝心のその病気の治療費は補償の対象外になってしまいます。

また、加入後に発見できた病気であっても先天性疾患を補償の対象外としているペット保険や、慢性疾患にかかると更新できない保険もあります。

また一般的にペット保険では8~12歳で新規加入年齢を設定していることがほとんどです。早いところでは7歳で新規加入を締め切るペット保険もあります。

「健康なうちに加入しないと意味がない」「また年齢制限に引っかからないから保険の選択肢が広がる」という意味で遅くとも7~8歳までにはペット保険の加入、少なくとも検討をすることをおすすめします。

補足ですが、アニコムやプリズムコールではシニア向けのペット保険商品もあります。

高齢・シニア向けのペット保険については下記の記事でも解説していますのでぜひ参考にしてください。

よくある質問

ボストンテリアを飼育する上で特に気を付けなければいけないことはありますか?

ボストンテリアは他の短頭種と同様に鼻の周りにしわがあります。しわの部分は汚れが溜まりやすく、放置すると炎症が起こることもあります。そのため、毎日しわの部分をめくって拭いてあげましょう。顔を触っても嫌がらないように子犬のころからしつけておくことが重要です。

ボストンテリアのシャンプーはどのくらいの頻度で行えばいいですか?

ボストンテリアは脂漏体質と言われる皮脂の分泌がさかんな犬種です。短毛なのでシャンプーはあまり必要が無いような感じがしますが、高温多湿な日本では皮膚がべたつきやすく抜け毛も増えます。そのため、臭いや皮膚のべたつきが気になる場合は、シャンプーを週に一度程度行っても大丈夫です。ただし、シャンプーをしすぎてしまうと皮膚のバリア機能も弱くなってしまいます。そのため、シャンプーを使いすぎないことと、弱酸性の皮膚に優しいシャンプーを使うことに注意するようにしてください。また、皮膚の健康を保つために、ラバーブラシを使って毎日ブラッシングをしてあげてください。

ペット保険は必要?

動物病院

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に入ることをおススメします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

【ボストンテリアがなりやすい病気とは?性格などの特徴も解説!】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・ボストンテリアの性格や特徴
・ボストンテリアの飼育方法
・ボストンテリアのかかりやすい病気
について解説してきました。
ボストンテリアは穏やかな性格なので飼育しやすい犬種です。しかし、体温調節が苦手なので、不快にならないように環境を整えることに気を配ってあげてください。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。