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愛犬が死ぬ前に挨拶するの本当?兆候やしてあげられることも解説!

2023年9月13日

犬の保険

愛犬が死ぬ前に挨拶するの本当?兆候やしてあげられることも解説!サムネイル

 

犬は死ぬ前に最期の挨拶をするかのように、鳴いたり顔を舐めてくるような行動をとることもあります。食欲が落ちる、呼吸が乱れる、体温が下がる、震えるなどの兆候が見られることも多いです。

愛犬といつまでも元気に暮らしていきたいと、犬を飼っている人なら誰もが願うことでしょう。
しかし、犬は人間よりも早く年を取って衰え、いつかは別れがきてしまうのが現実です。

この記事では

・犬の寿命と老化の兆候
・老犬にしてあげられること
・犬が死ぬ前に見せる兆候
について解説します。
最後までお読みいただければ、「犬の寿命と老化の兆候」「犬が死ぬ前に見せる兆候」がわかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


「犬が死ぬ前にする挨拶」とは

犬は、死ぬ間際にいくつかの前兆を見せます。

全ての犬に当てはまるわけではありませんが、特に多く見られる前兆は、食欲が落ちる、呼吸が荒くなる、体温が低くなって震えるなどです

また、最期の時が近づくと、鳴いたり顔を舐めてくるなど、挨拶のような行動をとる犬もいます。

 

犬の寿命と老化の兆候

犬は人間よりも早いスピードで年を取っていきます。

そのため、寿命は人間と比べてはるかに短いです。

シニア期に入ると、今までできていたことができなくなり、老化現象が徐々に表れてきます。

老化の兆候を知り、愛犬が年老いても快適に過ごせる環境をつくってあげるようにしましょう。

 

犬の平均寿命

犬の全体的な平均寿命は、14.65歳と2021年に公表されています。

超小型犬:15.30歳
小型犬:14.05歳
中・大型犬:13.52歳

令和2年 全国犬猫飼育実態調査|全国犬猫飼育実態調査|一般社団法人ペットフード協会

犬の寿命は、大型犬の方が小型犬や中型犬よりも内臓や心臓の負担が大きいため、寿命が短い傾向があります。

大型犬は、1歳が人間の12歳くらいに相当し、それ以降は1年に人間の7歳分ずつ歳をとると考えられています。

小・中型犬は2歳で人間の24歳くらいで、その後は1年に人間の4歳分ずつ歳をとると考えられています。

犬種平均寿命
トイ・プードル(超小型)15.4歳
チワワ(超小型)13.8歳
ミニチュア・ダックスフンド(小型)14.8歳
シー・ズー(小型)13.8歳
柴(中型)14.8歳
フレンチ・ブルドッグ(中型)11.1歳
ゴールデン・レトリバー(大型)10.9歳
ラブラドール・レトリバー(大型)12.6歳
ブルドッグ(大型)9.4歳
特に遺伝性疾患が少ない犬種は、丈夫で長生きする傾向にあります。
また、犬の全体的な平均寿命は、10年前と比べて1歳ほど伸びています。
寿命が伸びた理由には、外飼いの犬が減ったことや、ドッグフードや医療の発達が考えられるでしょう。

足腰が衰える

犬は老化が進むと、足腰が衰えることが多いです。

特に老犬は、後ろ足から弱ってくると言われています。

骨、筋肉、関節などが衰え、痛みや違和感を感じていると、歩くスピードが遅くなったり、段差や運動、散歩などを嫌がるようになります。

そのまま動かないでいれば、機能は低下するばかりで、最終的には歩けなくなり寝たきり状態となってしまう可能性があります。

悪くなってからでは回復は難しいので、若い時から適度な散歩や運動などで、しっかり筋肉をつけておくことが大切です。

 

食欲が低下する

老犬になると、消化機能の低下や運動不足による基礎代謝の低下など、さまざまな理由から食欲が低下します。

食事の量が減れば、体重が減って痩せてしまいます。

痩せすぎてしまうと免疫力や体力が低下し、病気にもかかりやすくなってしまうので注意しましょう。

高齢になって痩せてしまうことはある程度は仕方ないことですが、適度な体重と体力は維持しておくことが大切です。

 

感覚が鈍くなる

歳をとると犬も人間と同じように感覚が鈍くなります。

体力の衰えとともに、視力、聴力、嗅覚などの低下が徐々に表れてきます。

感覚が鈍ることで、室内の物にぶつかるようになったり、物音に反応しなくなるなどの変化が見られるようになります。

室内でケガの恐れもあるので、サークルなどで動ける範囲を限定するなどの対策をとる必要があります。

 

老化と関係した疾患

老化と関係した犬の疾患のひとつに、認知症が挙げられます。

犬の認知症は、トイレの粗相や反応が薄くなるなどが初期症状で、進行すると昼夜の逆転、徘徊、夜泣きなどの症状が現れます。

認知症以外にも、年齢を重ねれば、体のさまざまな機能や免疫が下がり、あらゆる病気にかかりやすくなります。

例えば、心疾患、肝疾患、腎疾患など、内臓の疾患にかかるリスクが高まります。

他に、糖尿病、クッシング症候群、甲状腺機能低下症などの内分泌疾患や悪性腫瘍にも注意が必要です。

 

老犬にしてあげられること

老犬になった愛犬の変化に、飼い主さんも戸惑ってしまうかもしれません。

老犬になると、どんなことが起こり得るかを飼い主さんが知っておくことも大切です。

ここから、犬が老犬になった時にしてあげられることを紹介します。

 

QOLを保つための介護

QOLは、”Quality of life” を略したもので「生活の質」の意味です。

老犬になると、体力や身体の衰えにより、今までできていたことが容易にできなくなってしまいます。

そのため、今までの生活環境では快適に過ごせなくなってしまう場合があります。

老犬になってもQOLを維持できるように、高齢犬に合った環境づくりをするようにしましょう。

まず、足腰の衰えによって、階段や段差の昇り降りが難しくなるので、段差にはスローブをつけたり、階段には介護用のハーネスを使って補助する必要があります。

また、目が見えづらくなっていると、障害物にぶつかってケガをしてしまう恐れがあります。

犬の飼育スペースから障害物をなくしたり、家具の角にクッションガードをつけるなどして、ケガの予防対策をしましょう。

寝たきりの犬は、寝返りが打てないと床ずれを起こしてしまうので、2時間に1回くらいのペースで向きを変えてあげる必要があります。

特に大型犬は床ずれを起こしやすいので、体位をこまめに変えてあげましょう。

また、マッサージやブラッシングで血行を促進してあげるのもおすすめです。

もし歩くことができず、散歩に行けなくても、カートなどに乗せて外へ連れ出してみましょう。

外の空気や音、匂いを感じるだけでも、刺激になり良い気分転換になります。

 

疾患の早期発見、治療

どんな病気でも、早期発見・早期治療をおこなうことが大切です。

早い段階で病気を発見し、適切な治療を受けることで健康を維持することができます。

逆に発見が遅れ、その間に病気が進行してしまうと、気付いた時にはすでに治療が難しい状態のこともあります。

早期発見するためには、飼い主さんが普段から愛犬の観察をよくしておくことがとても大事です。

犬の表情や行動、皮膚や身体の状態などから、少しでも異変に気付いたら、早めに動物病院を受診してください。

また、病気の予防として、定期的な健康診断や予防接種、適切な食事管理と運動をおこなうようにしましょう。

 

ご飯を食べない理由と対処方法

老犬がご飯を食べなくなる理由にはさまざまなことが考えらえます。

理由は、以下のようなことが考えられます。

・消化機能の低下
・基礎代謝の低下
・味覚・嗅覚の変化
・嗜好の変化
・口内トラブル など

加齢によって、味覚や嗅覚が低下していることが影響し、食欲が落ちている可能性があります。

その場合、フードを温めると香りが増して食欲を増進させる効果があります。

嗜好の変化や口内トラブルが原因の場合、フードを水でふやかして柔らかくしたり、ウェットタイプに変えることで、食いつきがよくなることもあります。

愛犬が好きなお肉や野菜をトッピングしてあげるのもいいでしょう。

もし何をしても食べない場合は、脱水症状を防ぐため、スポイトなどを使って水分を取らせ、動物病院を受診してください。

食欲低下は老化現象だけではなく、病気が隠れていることもあるので、心配なことがある時は動物病院で相談しましょう。

 

夜泣き(鳴き)の原因と対処法

老犬の夜泣きには、以下のようなことが原因に考えられます。

・認知症
・体の不調
・空腹や喉の渇き など
認知症
犬が認知症になると、昼夜が逆転してしまい、夜鳴きや遠吠えをすることがあります。
なるべく昼間に活動させて、夜にしっかり寝させるように対策をとるといいでしょう。
体の不調
病気やケガによる痛みや不快感があって、鳴くこともあります。
触ろうとすると、嫌がったり威嚇するようなら、身体のどこかに痛みがあるかもしれません。
早めに動物病院で診てもらいましょう。症状が治まれば夜泣きもなくなります。
空腹や喉の渇き
お腹が空いていたり喉が渇いていることが原因で夜中に鳴くこともあります。
その場合、夕食の時間を遅らせたり、寝る前に水分補給をするなどの工夫が必要です。

犬が死ぬ前にみせる徴候

犬が亡くなる原因や死ぬ前の様子などは、犬によってそれぞれ異なります。

少しずつ弱って亡くなっていくこともあれば、さっきまで元気だったのに突然亡くなってしまうケースもあります。

ここでは、犬が最期の時を迎える前に、よく見られる徴候について紹介します。

 

食欲がなくなる

食べるのが大好きだった犬も、高齢になれば食欲がなくなる傾向があります。

亡くなる数日前からは、ごはんを一切受け付けなくなってしまうことも多いです。

ぐったりしていて、ごはんを全く食べないようなら体調が悪いのかもしれません。

無理に弱っている犬にごはんを与えると、喉に詰まらせてしまい逆に危険なこともあるので注意してください。

他のごはんやおやつは食べるか、水は飲んでいるかを確認して獣医師に相談しましょう。

 

呼吸が乱れる

犬は死ぬ前に、大きく息を吐いたり、小さく浅い呼吸を繰り返すなど、呼吸が乱れることが多いです。

また、浅い呼吸から深い呼吸に変わり、その後に無呼吸となるというサイクルを繰り返すことがあります。

この症状を、チェーン・ストークス呼吸と言い、この呼吸サイクルが見られると、残された時間はあとわずかであると考えられます。

 

発作を起こす

腎臓病や肝臓病、老衰による多臓器不全などによって、発作や痙攣を起こすことがあります。

発作中は、手足をバタつかせる、泡をふく、痙攣を繰り返すなどがあり、ほとんどの場合で意識がない状態です。

発作が起きたら、犬が周囲のものにぶつからないように気を付けて見守りましょう。

体が弱っている状態での発作は、そのまま死に至ることもあります。

痙攣が頻繁に起きるときも、死期が近いことの予兆と考えられます。

 

体温の異常

犬の体温は、通常38~39度くらいで、高齢犬になると平熱は少しずつ低くなります。

体温は、亡くなる前にさらに下がることがあり、足のほうから冷え、徐々に体が冷たくなっていきます。

体温が下がるということは、体の機能も低下していて、死期が近いことが考えられます。

 

身体の震え

高齢になると体温が下がり、体温調整もうまくできなくなるため、震えることが多くなります。

亡くなる前にさらに体温が下がることで、震えを伴います。

毛布やペット用の湯たんぽなどを使って暖めてあげましょう。

また、病気や発作などが原因で、身体の震えが見られることがあります。

 

嘔吐や下痢がひどくなる

亡くなる前は、肛門を維持する筋肉が弱くなり、排泄機能が低下します。

そのため、肛門が開いた状態になってしまい、排泄してしまうことがあります。

便は、腸の働きがなく筋肉も緩んでいると、下痢になりやすくなります。

体が汚れたままにならないよう、タオルなどで拭き取ってあげるようにしましょう。

また、病気や体調の悪化により、嘔吐や下痢がみられることもあります。

 

乏尿、無尿がみられる

乏尿は尿の量が著しく減少すること、無尿は尿が全く出ない状態のことを言います。

心機能や腎機能の低下、または心疾患や腎疾患の進行によって血圧の低下や腎組織の障害が引き起こされると、乏尿、欠尿の症状がみられます。

乏尿や無尿は、末期症状として表れます。

 

犬を看取る

愛犬との別れは誰にとっても、悲しく辛いことですが、必ずいつかその時がやってきます。

最期の時をどう迎えたいか、住み慣れた自宅で看取るか、動物病院でケアしてもらうか、前もって考えておくようにしましょう。

自宅での看取りは、医療的なことはしてあげられませんが、住み慣れた自宅で最期の時間を一緒に過ごすことができます。

動物病院では、最期まで万全の治療を受けられますが、最期の瞬間を飼い主さんが一緒にいられないことも考えられます。

後から後悔がないよう、しっかり考えて最善の選択をするようにしましょう。

 

よくある質問

犬がご飯を食べなくなったら余命はどのくらいですか?

犬がごはんを食べなくなったからと言って必ずしも余命わずかとは限りません。食欲にムラがあって食べないことも考えられます。ただし、ごはんを全く食べなくなってしまった状態であれば、余命はもう数日~1週間程度と考えられます。日数は犬の体力などによって異なります。犬がごはんを食べなくなったら、まずは動物病院を受診してください。

犬が寝てばかりいるようになったら死期は近いのですか?

犬は老犬になると睡眠時間が長くなり、個体差はありますが1日18~19時間くらい寝るようになります。老犬が寝てばかりいるからと言って、大きな心配はいりません。ただし、食欲不振や体重減少などがある時は病気が隠れている可能性もあるので動物病院で診てもらいましょう。

ペット保険は必要?

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

【愛犬が死ぬ前に挨拶するの本当?兆候やしてあげられることも解説!】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・犬の寿命と老化の兆候
・老犬にしてあげられること
・犬が死ぬ前に見せる兆候
について解説してきました。
犬が高齢になると、体の不調が増え、飼い主さんの負担や心配も大きくなるでしょう。
ですが、愛犬にとって大好きな飼い主さんが側にいてくれることは、心強く何よりも幸せなことです。
愛犬との残された時間を最期まで大切に過ごすようにしてください。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。